“食とワインを愉しむ”をコンセプトにしたワインが新たに発売される。サントリーワインインターナショナルは2016年1月12日、“魚介に合うワイン”「ガゼラ」と“豚肉に合うワイン”「ポルコ ティント 2012」を発売すると発表した。
日本のワイン市場が拡大を続けるなか、同社ではワインの1つの価値として、“食とワインを愉しむ”ことを積極的に提案している。これまでも、肉料理との相性が良いワイン「カーニヴォ」を2014年に発売しているが、新たに魚介と肉、それぞれに相性が良いワインを発売する。共同開発したのは、ポルトガルのワインメーカー・ソグラペだ。ソグラペは、1942年創業の名門ワインメーカーで、2015年の「世界トップワイナリー100」で1位になるなど、世界的な評価も高い。
今回発売される「ガゼラ」は、魚介料理との親和を目指したワインだ。爽やかな酸味と微発泡を特徴とする辛口の白ワインで、刺身やカルパッチョなど、和食・洋食を問わず魚介類との相性が良い。白地にカラフルな魚やエビのイラストが描かれたパッケージは、そのコンセプトが一目で分かるようになっている。
肉料理向けの「ポルコ ティント 2012」は、肉類の中でも、とりわけ豚肉との相性が良い赤ワイン。柔らかい口当たりとややスパイシーな味わいが、豚肉のうま味を引き立てるという。ちなみに「ポルコ」とは、ポルトガルで「豚」を意味している。
発売は同年2月16日からで、価格はオープンとなる。