2016年02月

2種類の樽で熟成した赤ワイン「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル」2種を発売

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ワイン樽とウイスキー樽、2種類の樽で二重熟成されたプレミアム赤ワインが発売される。ペルノ・リカール・ジャパンは2016年1月25日、「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル」シリーズより、「シラーズ」「カベルネ・ソーヴィニヨン」を発売すると発表した。

「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル」は、2014年7月にオーストラリアで発売されたワインだ。その製法は、厳選した畑から収穫したぶどうを伝統的なオーク樽で最大12カ月間熟成し、その後、ウイスキーの熟成に使われた樽でさらに熟成するというもの。こうした2種類の樽で熟成する“ダブル・バレル”製法を用いたのは、同社が世界で初めてだという。醸造を手掛ける「ジェイコブス・クリーク」は、1847年創業の伝統あるワインブランドで、オーストラリアでは最大規模の販売量を誇っている。

今回発売される「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル シラーズ」は、世界的なシラーズの産地として知られる南オーストラリア州のバロッサ・ヴァレーで収穫されたぶどうを使用している。スコッチ・ウイスキーの熟成に用いられた樽で数カ月2次熟成され、仕上げられた。

また、「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル カベルネ・ソーヴィニヨン」は、南オーストラリア州に位置するぶどう産地・クナワラで収穫されたぶどうのみで醸造されている。2次熟成には、アイリッシュ・ウイスキー樽を使用している。

ワインファンだけでなく、ウイスキーファンも楽しめる「ジェイコブス・クリーク ダブル・バレル」。同年3月7日から販売を開始し、価格はいずれも2250円(税別)となっている。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。