アサヒビールは2016年3月29日、チリの名門ワイナリーであるサンタ・ヘレナと共同開発した高品質チリワイン「サンタ・ヘレナ・ラ・プンタ・レセルヴァ・カベルネ・ソーヴィニヨン」(赤)と「サンタ・ヘレナ・ラ・プンタ・レセルヴァ・シャルドネ」(白)(各瓶750ml)を全国で発売した。
今回発売される「サンタ・ヘレナ・ラ・プンタ・レセルヴァ」ブランドは、同社が2012年に発売し、チリワイン市場でのナンバーワンセールスを記録した「サンタ・ヘレナ・アルパカ」よりワンランク上のブランドとして登場する。サンタ・ヘレナ・アルパカで獲得したユーザーに、今まで以上に高品質なチリワインとして広めていきたいとしている。
同シリーズ名にある「ラ・プンタ」はスペイン語で“頂点”を意味し、「レセルヴァ」は高グレートのチリワインに対して使用する名称。名称に「最上級」の意味が込められた同シリーズは、栽培・醸造方法や風味のすべてにおいて頂点を目指して作られた新ブランドとなっている。
●ぶどう栽培のこだわり
ハーブによる病害虫予防効果を狙い、さまざまなハーブが自生するぶどう畑で栽培したぶどうを使用している。ぶどうに悪影響を与える病害虫をハーブに寄せ集めることでぶどうの木を守り、減農薬でありながら高品質のぶどうが収穫できるようになったという。
●醸造方法のこだわり
・赤ワインの醸造については、「マイクロオキシジェネーション」と呼ばれる酸素の微泡を吹き込んでポリフェノールの酸化を促す醸造方法を採用した。これにより、口当たりが柔らかでフルーティーな味わいに仕上がるという。
・白ワインの醸造については「スキンコンタクト」というぶどうを破砕した後にプレスせず、果汁に果皮を浸す製法を採用した。これにより、上質な味わいと豪華な香りを両立できるという。
その他、日本の消費者が求める嗜好を追求するために、同社子会社の醸造家とサンタ・ヘレナの最高醸造責任者が共同でブレンディングに参加し、日本人好みのフルーティーで上質な味わいに仕上げている。
同ワインのラベルは、ぶどうの木とハーブが共生する畑をモチーフに、カモミール、カリフォルニアポピー、ミモザなどの5種類のハーブを描いた華やかなデザインとなっている。
サンタ・ヘレナ・ラ・プンタ・レセルヴァの価格はオープン価格となっている。