信州・長野県観光協会は2016年3月10日、「2016ワイナリーの四季まるごと体験ツアー」の第2回を開催すると発表した。「初夏編」となる今回のツアーは、「シャルドネの花って見たことありますか?」をテーマに、ぶどうの芽かき・誘引体験やワイン付きのランチを楽しむ内容となっている。
信州・長野県観光協会が主催する同ツアーは、ぶどう栽培や醸造など、四季折々のワインづくりを体験できるイベントだ。同年3月には第1回「早春編」が開催され、ぶどう畑を目指して歩くスノーシューウォークと剪定作業を体験した後、ランチにワインとチーズフォンデュが提供された。
第2回となる今回は、長野県飯綱町のワイナリー・サンクゼールのぶどう畑「大入ヴィンヤード」で、初夏にしかできないぶどうの芽かき・誘引作業を体験する。芽かきとは、余分な芽を摘み取り、残った芽に栄養を集中させる作業だ。芽かきをすることで、ぶどうはしっかりとした房をつけるという。一方、誘引は、新しく伸びた枝をワイヤーにとめ、まんべんなく日光が当たるようにする作業となる。
また同ツアーは、ワイナリーのスタッフとの交流も魅力の1つとなっている。ランチでは、地元の野菜を使った料理とワインを堪能しながら、スタッフとの会話を楽しむことができる。ぶどう栽培やワインづくりにかける情熱や苦労話など、普段は聞くことのできない貴重な話も聞けるという。
開催日は2016年5月15日で、料金は大人9500円、小学生8900円。専用の予約サイトや電話(信州・長野県観光協会)で申し込みが可能だ。
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ワイナリーの四季まるごと体験ツアー 初夏編