メルシャンは2016年3月31日、日本産スパークリングワインの「日本のあわ」シリーズをリニューアルすると発表した。「日本のあわ」シリーズは、日本国内で収穫されたぶどうのみで醸造された「日本ワイン」となる。リニューアルでは、ぶどうの産地・品種をラベルに記載し、日本ワインとして識別しやすくした。
「日本のあわ」は、日本ならではのスパークリングワインをつくろうと、同社が開発したシリーズだ。これまで、「大森のあわ」「新鶴のあわ」など、産地名と「あわ」を組み合わせた名称で展開してきた。今回、2015年10月に国税庁より「果実酒等の製法品質基準」が告示されたことを受け、日本ワインであることを明確にするためにリニューアルを行ったという。なお、同基準による表示ルールでは、国産ぶどうのみを原料とし、国内で製造されたワインが「日本ワイン」と定義された。
リニューアルにより、新たに発売されるのは「日本のあわ 大森リースリング」「日本のあわ 新鶴シャルドネ」「日本のあわ 勝沼甲州」の3種となる。それぞれ、秋田県横手市大森地区、福島県大沼郡新鶴地区、山梨県甲州市勝沼地区で収穫されたぶどうを使用し、しっかりとしてきめ細やかな泡立ちのワインに仕上げられている。
発売は2016年5月24日の予定で、いずれも価格はオープンとなっている。