メルシャンは2016年4月13日、フランスで開催された「第40回 国際ワインチャレンジ」で、「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード シャルドネ 2014」と「同 北信シャルドネ 2014」が金賞を受賞したと発表した。いずれも、長野県の畑で収穫されたぶどうのみで醸造した日本ワインとなる。
国際ワインチャレンジは、毎年4月にフランス・ボルドー地方で開催される、歴史ある国際ワインコンクールだ。2016年4月1日~2日かけて開催された第40回大会では、世界38カ国から5000以上のワインが出品された。また、40周年を記念し、「国際ワイン見本市」を開催。過去の金賞受賞ワイナリーが選抜されて出展し、日本からは唯一、シャトー・メルシャンが参加した。
同大会で金賞を受賞した「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード シャルドネ 2014」は、長野県上田市の丸子地区にある自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」で栽培されたシャルドネのみで醸造している。ミネラル感とボディが楽しめる辛口の白ワインで、金賞の他に「辛口白ワイン(フランス以外)」部門で特別賞を受賞した。なお、今回の大会で同賞を受賞したのは、同ワインのみだという。
また、同じく金賞受賞の「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 2014」は、トロピカルで華やかな香りを特徴とする白ワイン。長野県北信地区の畑で収穫したシャルドネを区画ごとに発酵させ、複雑な味わいに仕上げた。
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「シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード シャルドネ 2014」「同 北信シャルドネ 2014」が「第40回 国際ワインチャレンジ」にて金賞を受賞