フランス屈指のシャンパンメーカー、モエ・エ・シャンドンが、“究極”と称するシャンパンを発売するという。MHD モエ ヘネシー ディアジオは2016年7月12日、3つの異なる環境でつくられたシャンパンとワインをブレンドして生み出したヴィンテージシャンパン「MCIII(エムシースリー)」を発売すると発表した。
モエ・エ・シャンドンは、1743年創業の老舗ワイナリーだ。創業から270年以上にわたってシャンパンをつくり続け、日本では「ドン・ペリニヨン」の製造ワイナリーとして知られている。そんなモエ・エ・シャンドンが、長い歴史の中で積み重ねてきた技術と経験を生かしてつくり上げたのが、マルチ・ヴィンテージシャンパン「MCIII」だという。
「MCIII」は、モエ・エ・シャンドンがこれまで培ってきた発酵・熟成・ブレンドの3つの技術を駆使してつくられている。ステンレス製のタンク、木製の樽、ガラスの瓶という3種類の環境でそれぞれ熟成したヴィンテージワインとヴィンテージシャンパンをブレンド。「モエ・エ・シャンドン グラン ヴィンテージ」コレクションから、複数のヴィンテージシャンパンやヴィンテージワインを熟成・調和させ、“究極”と言わしめるシャンパンに仕上げた。
発売は2016年9月からの予定で、モエ・エ・シャンドンのオンラインショップで販売される。希望小売価格は5万8000円となっている。
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