ジャムと言えば、果実や果汁に砂糖を加えて煮詰めたものが定番だが、ワインからつくられるジャムがあるという。ハイディワイナリーは2016年11月20日、同社のワインを煮詰めてつくった「ワインのジャム」を発売した。
ハイディワイナリーは、石川県輪島市門前町で2013年からワインを醸造している。「200年、300年つづくワイナリーを目指す」という理念のもと、ぶどうの畑づくりから醸造まで、ひとつひとつにこだわりを持ってワインづくりに取り組んでいる。また、過疎化が進む門前町の将来を憂い、ワインづくりを通じて地域を活気づけたいという思いもあるという。
そんなハイディワイナリーが生み出したのが、ジュースなどを一切使用せず、同社のワインのみを煮詰めてつくった「ワインのジャム」だ。赤・白それぞれのワインに砂糖を加え、じっくり煮詰めることで、とろみのあるジャムにした。1本のワインからつくり出せるジャムは、たった5瓶だという。
赤ワインのジャムはワインそのままの風味を、白ワインのジャムは爽やかな味わいを堪能できる“大人のジャム”に仕上がっている。どちらも、パンに塗ったり、ヨーグルトにかけたりして楽しむことができる。
価格はいずれも800円(税別)で、同社のオンラインショップから購入が可能だ。
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