ワイン輸入販売業を手がけるエノテカは2017年1月10日、フランス・アルザス地方の名門ワイナリー「トリンバック」のワインを、日本国内における正規代理店として販売開始すると発表した。同ワイナリーの最高級ワイン「リースリング クロ・サンテューヌ」をはじめとして、20種類のワインを取り扱うという。
トリンバックは、1626年の創業から13代にわたり、家族経営でワイナリーを営んできた。辛口で華やかな白ワインを中心に手掛け、醸造・熟成の過程において土地とぶどうの個性を生かしたワインをつくり続けている。また、「料理とともに楽しめるワイン」を信条としており、現在ではフランス国内にあるミシュラン3つ星レストラン全店で同ワイナリーのワインが扱われている。
辛口で華やか、バランスが良く食事との相性も良いワイン。こうしたトリンバックのテイストを支えているのは、しっかりとした熟成にあるという。大樽とステンレスタンクを併用し、収穫の翌春には瓶詰めすることで、ぶどう本来の香りや味わいを引き出している。その後は一定期間、瓶内熟成を行うため、ワインの味わいをより引き立てている。
中でも「リースリング クロ・サンテューヌ」は、200年以上の歴史を持つ自農園で栽培したぶどうのみを使用。年間の生産本数はわずか数千本のみで、まさに同ワイナリーを代表するワインとなっている。
エノテカでは、正規代理店として2017年4月1日よりトリンバックのワインを販売開始する。1400~2万7000円(税別)と幅広い価格のワインを展開する予定で、シーンに合わせてさまざまなワインが楽しめる。