2017年07月

日本初! 深海で熟成させたシャンパーニュ「Premium TOGA Champagne Heucq h-60」が発売

ワインの熟成にはさまざまな方法があるが、深海で熟成させた珍しいワインがある。フランスワイン販売専門店「RSVP」を運営するCahierは2017年5月24日、フランスのワイナリー「Champagne Heucq Pere et Fils」と共同で、深海で熟成したシャンパーニュ「Premium TOGA Champagne Heucq h-60(プレミアム トガ シャンパーニュ ユック h-60)」の販売予約を開始した。配送は同年秋ごろを予定している。

Champagne Heucq Pere et Filsは、フランスのシャンパーニュ地方で80年以上もの歴史を持つワイナリー。有機栽培にこだわり、自然派のシャンパーニュのつくり手としても知られている。今回Cahierでは、同ワイナリーとコラボレーションして醸造した、深海熟成のシャンパーニュ「Premium TOGA Champagne Heucq h-60」を発売する。この希少な深海熟成シャンパーニュが日本で販売されるのは、今回が初めてだ。

「Premium TOGA Champagne Heucq h-60」は、シャルドネのみを使って醸造され、樽で6年間、深海で1年間、合計7年間熟成している。辛口で、爽やかな口当たりとスパイシーな香りを特徴とし、しっかりとした後味を楽しめる飲み口に仕上がっている。深海は温度変化が少なく保存に適し、また潮の満ち引きで上下する水圧がきめ細かな泡を生み出すという。

価格は2万5000円(税別)で、引き揚げ年度や深海の場所・水深などの情報を記したプレートが付いている。深海で熟成していたことが分かるよう、ボトルに付いた海の石灰質はあえてそのままにしている。現在、予約受付を開始しており、同年11月ごろの引き揚げを予定している。

<関連リンク>
フランスの深海が育んだ“海に眠る”シャンパーニュ「Premium TOGA Champagne Heucq h-60」2017年5月24日(水)販売予約開始

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。