「Amazonソムリエ」や「Amazonワインクラブ」など、さまざまなワインサービスを展開する総合オンラインストア「Amazon.co.jp(Amazon)」が、新たなサービスを開始する。アマゾンジャパンは2017年6月26日、世界各国から直輸入したワインを販売するサービス「winery direct(ワイナリーダイレクト)」を開始した。
日本にいながら海外のワインを楽しむためには、輸入業者などの中間流通を介す必要がある。その分、コストがかかってしまうのは当然のことだ。新たにスタートした「winery direct」は、Amazonがワインを直輸入することで、質の高いワインをより安く提供することが可能になるという。
同サービスでは、ワイナリーからワインを出荷した時点から徹底して温度管理を行い、品質低下を防いでいる。現在は、チリ産とフランス産のワインを直輸入しており、同年7月上旬にはイタリア産のワインもラインアップに加わる予定だ。
人気のブランドはもちろんのこと、日本ではAmazonでしか購入できないワイン、気軽に楽しめるワインセット、品種別の飲み比べセットなども販売する。例えば、フランス・ボルドー地方のワイナリーから直輸入した「小さな家族経営農家が丁寧に作る上質ボルドーワイン5本セット」は7592円、チリの老舗ワイナリー「サンタ エマ」から直輸入した限定ワインセット「果実味豊かな品種別飲み比べ5本セット」は6156円となる。
扱うワインは全て「Amazonプライム」対象商品のため、「お急ぎ便」「当日お急ぎ便」「お届け日時指定便」などのサービスも無料で受けることができる。Amazonでは今後、各国からの直輸入ワインのラインアップを順次拡充するとしている。
<関連リンク>
Amazonが各国から直輸入したワインが購入できる「winery direct(ワイナリーダイレクト)」オープン