アサヒビールは2017年12月6日、同社で扱う輸入・国産ワインの一部商品について、2018年4月1日から出荷価格を改定すると発表した。対象となるのは、チリ産の「サンタ・ヘレナ・アルパカ」など、15ブランド87品目。平均で5%ほど出荷価格を引き上げる。
値上げの理由は、輸入ワインについては、各国のワイナリーの蔵出し価格上昇が原因だという。国産ワインについては、原材料の価格上昇が影響している。
対象となるのは、輸入ワインではチリ産の「サンタ・ヘレナ・アルパカ」をはじめ、フランス産の「ランソン」「ルイ・ラトゥール」などだ。国産ワインは、デイリーワインとして人気の高い「サントネージュ リラ」などが対象となる。
アサヒビールでは、2018年4月1日以降の出荷分から、値上げを予定している。