2019年01月

ワインの酸化を10日間防いでおいしさを保つ、「神楽ディスペンサー」を発売

神楽フィーストは2018年12月14日、デキャンタージュした状態でワインの鮮度を保つ、「神楽ディスペンサー」を発売した。電気やガス補充などを必要とせず、落としぶたによってワインの空気接触面を減らし、劣化を防ぐことができる。

ワインは、コルクを抜いた瞬間から酸化が始まり、その味わいが変化すると言われる。酸化を防ぐには、なるべく空気に触れさせないか、早めに飲み切るのが良いとされる。今回発売した神楽ディスペンサーは、独自の落としぶたを採用することで、約10日間ワインの酸化を抑制できるという。

筒状の本体にはワインのフルボトル1本分を保管でき、家庭用冷蔵庫のドアポケットで冷やせるため、家庭での利用にも向く。ワインの液面に浮かぶ落としぶたにより、ワインと空気の接触面を0.4㎜に抑えた。また、ワインの澱を堆積できる構造となっている。こうした特徴により、7日~10日間ほどワインの酸化や劣化を抑制するため、家庭などで1日1杯のグラスワインを楽しむことが可能だ。

製品は、ワインの色合いを楽しめる透明タイプと、遮光性の高いオリーブグリーン、百貨店・ネット限定のクリームウェアの3種類を用意した。価格は、1万5000円(税別)となっている。

<関連リンク>
世界初! ワインを10日間デキャンタージュできる『神楽ディスペンサー』を12月14日より発売

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で
About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。