瀬戸内醸造所は2020年9月30日、ワイナリーのオープンに向けて、新たなコンセプトのもとにデザインなどを刷新したワイン4種を発売した。「SETOUCHI Hare series(セトウチハレシリーズ)」から2種、「SETOUCHI Umi series(セトウチウミシリーズ)」から2種を販売する。
瀬戸内醸造所は、瀬戸内産のぶどうでつくるワインを“地酒”と位置付け、“瀬戸内の食に合う地酒”をコンセプトに2019年より活動をスタート。現在は、広島県三原市など瀬戸内産のぶどうを使用し、委託醸造でワインをつくっている。
2021年にはワイナリーのオープンを予定しており、“SETOUCHIを旅するワイン、SETOUCHIを旅するワイナリー”というコンセプトを新たに掲げ、“SETOUCHIテロワール(風土)”を表現するワインを提供する。
その第1弾となるが、「SETOUCHI Hare series」「SETOUCHI Umi series」の4種のワインだ。「SETOUCHI Hare series 2019 MIHARA ニューベリーA」は、瀬戸内醸造所の最初の製品である「ACE(No.1)」をリニューアルしたスパークリングワインで、ベリー種の華やかな香りが楽しめる。「同 2019 TAKEHARA キャンベル・アーリー」は、瀬戸内海沿岸地域のぶどうの原種であるキャンベル・アーリーを使用。かすかに海を感じさせるスパークリングワインに仕上がっている。
「SETOUCHI Umi series 2019 Momoenami カベルネ・ソーヴィニヨン」は、軽やかな酸味とかんきつの香りを感じさせるロゼワイン。赤ワインの「同 2019 Setoushio カベルネ・ソーヴィニヨン」は、口当たりの良い酸味とタンニンが特徴の軽い味わいが楽しめる。
価格は、「SETOUCHI Hare series 2019 MIHARA ニューベリーA」が3500円、「同 2019 TAKEHARA キャンベル・アーリー」が3200円、「SETOUCHI Umi series 2019 Momoenami カベルネ・ソーヴィニヨン」が3100円、「同 2019 Setoushio カベルネ・ソーヴィニヨン」が3300円(各税別)。公式オンラインショップから購入できる。
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「SETOUCHIを旅するワイン、SETOUCHIを旅するワイナリー」 瀬戸内醸造所より「瀬戸内のテロワール(風土)」を表現するワイン9月30日(水)発売