2020年11月

ルミエール初、栽培者名を冠した「上岩崎 マスカット・ベイリーA」を数量限定で発売

ルミエールは2020年11月12日、同社で初となる、栽培者名を冠した「上岩崎 マスカット・ベイリーA」を数量限定で発売した。完熟したマスカット・ベーリーAのみでつくられ、地理的表示「GI Yamanashi」の認証を受けている。

ルミエールは、1885年(明治18年)に設立された、日本で最も歴史のあるワイナリーの1つだ。山梨県笛吹市に位置し、“本物のワインを造るには本物のブドウを育てること”という創業以来の教えを守りながら、ワインづくりを続けている。

今回、発売した「上岩崎 マスカット・ベイリーA」は、山梨県甲州市勝沼町上岩崎地区の畑で栽培したぶどうを使用。この畑は、同社の常務取締役工場長であり、長年ぶどう栽培に携わってきた岩間茂貴氏が所有するもので、ラベルには「栽培者 岩間 茂貴」と記されている。

ベテランの栽培家によって育てられた完熟ぶどうのみでつくられており、9カ月の熟成を経て仕上げられた。マスカット・ベーリーAが持つイチゴの香りと程よい厚み、果実味が楽しめる。日本初のワインの地理的表示であるGI Yamanashiの認証を受けており、原料や製法、品質にこだわりがうかがえる。

価格は2750円で、山梨県のルミエールワイナリーショップとオンラインショップ、ルミエール東京ショップ「イン・ヴィーノ・ヴェリタス」のほか、一部の取扱店でも購入できる。

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。