バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドは2021年12月7日、同社が手掛ける高品質チリワイン「エスクード・ロホ」シリーズより、初のプレステージ・キュヴェ「Baronesa P.(バロネサ・ピー)」を発売した。同年秋より販売を開始している。
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドは、世界屈指のワインメーカーとして知られる。フランス・ボルドーの頂点ともいえる、メドック格付け第1級に君臨するシャトー・ムートン・ロスチャイルドを所有している。また、ボルドーの地だけにとどまらず、1997年にはチリワイン発祥の地といわれるマイポ・ヴァレーに、バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリを設立した。
そのバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド・マイポ・チリがつくる「Baronesa P.」は、同社の創業者フィリピーヌ・ド・ロスチャイルド男爵夫人の功績にオマージュを捧げ、特別につくられたプレステージ・キュヴェだ。
赤・黒系の熟した果実のアロマに、キャラメルやモカ、シナモンなどのスパイスの香りが感じられるフルボディの赤ワインで、口当たりは滑らか。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体に5品種で構成する精巧なブレンドにより、チリの力強さとボルドーの上品さを表現している。すぐに飲んでもおいしいが、3~5年ほど熟成させるとその魅力をより発揮するという。
希望小売価格は7700円(税込)で、750mlボトルで提供する。