アルカンは2021年5月7日、オーストリアのワイナリー「sax(ザックス)」から、ワイン5種を発売すると発表した。
オーストリアワインは近年、高品質なワインとして注目されており、日本でも人気が高まっている。数あるオーストリアワインの中でも、今回同社が取り扱いを始めるのが、オーストリアのワイナリー、ザックスのワインだ。
1660年に設立したザックスは、オーストリア国内最大のワイン生産地であり、ぶどう栽培最高峰の地といわれるランゲンロイスに位置する。この土地特有の黄土・砂利・岩石帯で構成されたぶどう畑で、品種・畑の特性を生かしたワインづくりに取り組んでいる。
今回発売するのは、「ルフティクス 2020」「カンプタール リースリング 2020」「クラシコ ツヴァイゲルト 2017」「リート・パンツゥアン グリューナー・フェルトリーナー 2018 カンプタール・DAC リザーブ」「リート・シュタインマースル リースリング 2018カンプタール・DAC リザーブ」の5種類。
「ルフティクス 2020」は、豊かな果実味とクリアなミネラル、爽やかな酸を感じられる1本だ。青リンゴやカルダモン、白こしょうの繊細な香りを特徴とする。バランスが良く、どんな料理にも合わせやすい。
冷涼で凝縮感のある「カンプタール リースリング 2020」は、片麻岩の土壌由来のミネラルに加え、フレッシュさやフルーティーさ、豊かな酸を感じるバランスの良いワインだ。寿司や刺身などの魚介料理によく合う。
樹齢25~30年のぶどうを使った「クラシコ ツヴァイゲルト 2017」は、大樽で1年熟成後、さらに瓶で1年熟成させたワインで、済美桜、カシス、カカオの香りを特徴とする。刺激のあるスパイスが感じられ、ローストビーフやジビエ料理に最適な1本だ。
「リート・パンツゥアン グリューナー・フェルトリーナー 2018 カンプタール・DAC リザーブ」は、豊かな果実味、クリアなミネラルに加え、樹齢50年以上のぶどうがもたらすうま味と豊潤さを特徴とするワイン。熟した桃のように強い果実、甘草、熟したリンゴ、黒こしょうの香りが感じられる。2020年には、国際ワインコンペティション「サクラアワード(“SAKURA” Japan Women’s Wine Awards)」で金賞を受賞した。
「リート・シュタインマースル リースリング 2018カンプタール・DAC リザーブ」は、アプリコットのお菓子のアロマが特徴的な1本。クリーミーな味わいとエレガントな酸が感じられる。2020年には、国際ワインコンペティション「サクラアワード」で銀賞を受賞した。
希望小売価格(税別)は、「ルフティクス 2020」「クラシコ ツヴァイゲルト 2017」が2000円、「カンプタール リースリング 2020」が2200円、「リート・パンツゥアン グリューナー・フェルトリーナー 2018 カンプタール・DAC リザーブ」「リート・シュタインマースル リースリング 2018カンプタール・DAC リザーブ」が2800円。2021年6月1日より、全国のホテル、レストラン、酒販店、百貨店などで購入が可能だ。
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オーストリアワイン最高峰の地で360年以上続くワイナリー「sax(ザックス)」6月1日(火)取り扱い開始のお知らせ