深川ワイナリーは2021年6月3日、東京海洋大学との海中熟成ワインプロジェクトで、半年間海底で熟成させていたワインを引き揚げた。
「沈没船から引き揚げられたワインがおいしかった」という話を、耳にしたことがある人もいるのでは? ワインがおいしくなる理由や、地上で熟成されたワインとの違いを探るべく、東京・深川にある深川ワイナリーが東京海洋大学と共同で、2018年に「ワインを海の底に沈めて、特別な味をつくってみよう」という海中熟成ワインプロジェクトを開始したのだ。
同プロジェクトの第4弾として、2020年12月24日に「長野県産カベルネソーヴィニョン無ろ過」を沈下させた。半年間を経て、今年6月3日に引き揚げ作業を行った。
引き揚げられたワインは、地上で熟成したワインとの2本セットで販売される。価格は8800円(税込)で、深川ワイナリーのECサイトで購入が可能となっている。
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