都光は2021年6月8日、日本国内正規代理店として、ボルドーで日本人初の女性醸造家が手掛けるワイン「シャトー ジンコ」を発売すると発表した。
百合草梨沙(ゆりぐさ・りさ)氏は、ボルドー初の日本人女性醸造家。フランス人の夫と2人でシャトーを立ち上げ、2016年に「シャトー ジンコ」をリリースした。メルロー100%にこだわり、2019年ヴィンテージからはオーガニック認証「AB」を取得した。
今回同社が取り扱いを開始するのは、トップキュヴェの「シャトー ジンコ2019」、百合草氏監修の「ジー・バイ・ユリグサ ルージュ 2020」「ジー・バイ・ユリグサ ブラン 2020」の計3種類。
「シャトー ジンコ2019」は、滑らかな口当たりと生き生きとしたフレッシュ感のある1本。ぶどうのうま味が濃縮されており、心地良く口に広がる土壌由来のミネラルときれいな酸を特徴とする。
ルビー色が目を引く「ジー・バイ・ユリグサ ルージュ 2020」は、ふくよかで心地よいアタックに、まろやかなタンニンを感じられる1本。熟したダークチェリー、カシスの赤いフルーツのブーケにパンを焼いたような樽香が特徴だ。
「ジー・バイ・ユリグサ ブラン 2020」は、輝きのあるきれいな黄色に、複雑で白桃のようなフルーツの強いアロマ感のあるワイン。口いっぱいに広がるアロマと、新鮮で濃厚なボリュームを感じられる。全体的にバランスが良く、アフターフレーバーも長い。
750mlボトルで提供され、価格(いずれも税抜)は「シャトー ジンコ2019」が1万3000円、「ジー・バイ・ユリグサ ルージュ 2020」「ジー・バイ・ユリグサ ブラン 2020」が各3000円となる。同年10月5日より発売の予定。
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日本人初のボルドー女性醸造家が手掛けるワイン「シャトー ジンコ」のオーガニック認証取得後初となる2019年ヴィンテージより株式会社都光が日本国内正規代理店として発売開始いたします