日本リカーは2021年9月1日、「レア 2008」を発売した。プレスティージュ・シャンパーニュブランドである「レア・シャンパーニュ」の12番目となるヴィンテージで、ロゼを除けば、2006年ヴィンテージ以来のリリースとなる。
レア・シャンパーニュは、1785年創業の歴史あるブランド。1885年にフランス王妃マリー・アントワネットにシャンパーニュを献上したことをきっかけに、その100年後に、限定ボトルシリーズ「ラ・キュヴェ・デュ・サントネール」をリリース。さらにその100年後にハイジュエラーであるヴァン・クリーフ&アーペルにより「レア1976」が発表された。これがファーストヴィンテージとなり、以降、「レア」ブランドが続いていくことになる。
レア・シャンパーニュは毎年シャンパーニュをリリースするのではなく、“レア”の名にふさわしいシャンパーニュがつくれると判断した年のみ限定で生産されている。1976年以来、11回しかシャンパーニュを生産しておらず、2008年ヴィンテージで12番目のヴィンテージとなる。
「レア 2008」は、オレンジの花やヒヤシンスなどの春の香り、パイナップルやパッションフルーツなどのアロマが楽しめるシャンパーニュに仕上がっている。
参考小売価格は2万7500円(税込)となっている。