メルシャンは2021年9月22日、同社が運営するシャトー・メルシャン 椀子ワイナリーが、「ワールド・ベスト・ヴィンヤード(World’s Best Vineyards) 2021」で、第33位に選出されたことを発表した。
「ワールド・ベスト・ヴィンヤード」は、ワインツーリズムに取り組む“世界最高のワイナリー”を選出するアワードだ。世界最高峰のワイン・コンペティション「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(International Wine Challenge)」を主催する、イギリスのウィリアム・リード・ビジネス・メディアが主催する。
ワインに関する素晴らしい体験を旅行者に提供することを目的としており、審査員はワインと旅行に関する約600人の専門家が務める。ワイナリーでのツアー内容、テイスティング、雰囲気、ワインの品質、食事、景観などをワインツーリズムの観点から評価し、各審査員が7つのワイナリーを投票する。
2021年は2000以上のワイナリーがノミネートされ、その中からベスト50が選ばれた。シャトー・メルシャン 椀子ワイナリーは、日本のワイナリーで唯一選出され、第33位を獲得。昨年に続き、2年連続のランクインとなった。
シャトー・メルシャン 椀子ワイナリーは、長野県上田市に位置する。2003年に開園した自社管理畑の椀子ヴィンヤードで、メルローやシャルドネなど8種類のぶどうを栽培している。2019年にヴィンヤードの小高い丘にワイナリーを開設し、栽培から醸造までを見学できるようになった。
今回の選出について、シャトー・メルシャン 椀子ワイナリー長の小林弘憲氏は「世界的な評価をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。“椀子を、シャトー・メルシャンを、日本を、世界の銘醸地にしたい”という熱い思いで、ぶどう栽培・ワインづくりに励みます」とコメントしている。
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