2021年11月

長野県観光機構、ワインを使ったコロナ復興支援プロジェクトを開始

長野県観光機構は2021年10月13日、NAGANO WINEのコロナ復興支援「ワイナリーにエールを!皆様にエールを!!」の第1弾として、「日本アルプスワインバレー」(松本~大町松本平)編を発表した。長野県信用組合のクラウドファンディングサイト「Show Boat」にて、同年11月26日まで支援を募集している。

近年ワイナリーの数が急増している長野県では、2013年にワイナリーを地域ごとに分け、「信州ワインバレー構想」を発表。設定された4つの地域(ワインバレー)から、県全体のワイン土壌の発展を目指している。

そんな中、新型コロナウイルス感染症の影響で、県内のワイナリーの販売量は減少。消費者は行動制限や外出自粛により、旅行や外食を控える日々が続いており、その影響はぶどう生産者にも出始めている。

そこで同観光機構は、生産者と消費者が互いに励まし合えるよう、コロナ復興支援としてプロジェクト「ワイナリーにエールを!皆様にエールを!!」を立ち上げた。

その第1弾として発表したのが、「日本アルプスワインバレー」だ。日本アルプスワインバレーとは、長野県松本市から白馬の手前、大町市まで広がる「松本平」一体のワインバレーのこと。水はけが良い土地で日照時間が長いため、成熟したぶどうが収穫できる。

第1弾に参加するワイナリーは、北アルプスの麓にある安曇野ワイナリー、栽培・醸造・販売をオーナー醸造家が1人でこなすノーザンアルプスヴィンヤード、若き醸造家2人が立ち上げた新進気鋭のル・ミリュウの3ワイナリーだ。

支援のリターンには、参加ワイナリーのワインがセットになった「日本アルプスワインバレー 特別限定ワイン3本セット」など、金額に応じた6つのコースを用意。ワインは同年12月中旬に発送する予定だ。

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長野県観光機構×Show Boat コロナ復興支援「長野ワイナリーにエールを!皆様にエールを!!」クラウドファンディングを10月13日より開始

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。