ヘルムズは2022年1月28日、ウクライナのスタホフスキーワイナリーと、日本における独占販売契約を締結したと発表した。同年2月より、同社が運営するウクライナワイン専門のオンラインショップ「vino pioner(ヴィノ・ピオネール)」および提携飲食店などで販売を開始する。
ウクライナワインの歴史は古く、11世紀頃までさかのぼる。黒海やカルパチア山脈の恩恵を受けた土壌で栽培したぶどうを使用しており、ミネラルを含んだほのかな塩味や豊かな花の香りを特徴とする。
伝統あるワイン産地として知られるが、日本での流通量は極めて少ない。同社はウクライナワイン専門店として複数のブランドを扱っており、そのラインアップに新たにスタホフスキーワイナリーが加わった。
スタホフスキーワイナリーは、2021年のロンドンオリンピックで、男子テニスのウクライナ代表を務めた世界的テニスプレーヤー、セルギー・スタホフスキー氏が所有。2015年よりぶどうの栽培を開始し、ハイテク機器を駆使しながら、上質でアロマ立つワインを手頃な価格で提供している。
ヘルムズの所在地である神奈川県横浜市は、1965年からウクライナ・オデッサ州と姉妹都市提携を結んでいる。そのため同社は、ウクライナワインの販売を通じて、その認知向上に努めたいとしている。
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ウクライナの世界的テニスプレーヤーが所有する「スタホフスキーワイナリー」が国内でのワイン独占販売契約を締結