長楽館は2022年1月10日より、「旅する葡萄酒 マデイラフェア」を開催している。期間中、通常はバーやルームサービスのみで提供されているマデイラワインが、カフェやプライベートバーでも提供される。
マデイラワインは、ポルトガル領マデイラ島でつくられる酒精強化ワインだ。シェリーやポートワインと並び、世界三大酒精強化ワインと呼ばれている。醸造の過程で蒸留酒を添加し、その後加熱を行うことで生まれる独特の香ばしい風味が特徴だ。明治時代の建物を利用した京都の長楽館では、マデイラワインを常時100種類以上取り揃えている。
開催中の「旅する葡萄酒 マデイラフェア」では、「デザートカフェ長楽館」でフェア期間中、メニューにマデイラワインが登場し、辛口の食前酒や甘口のデザートワインなどを楽しむことができる。また、宿泊者専用のプライベートバー「長楽館LIBRARY BAR MADEIRA」が解放され、宿泊者以外でも利用が可能になる。バーでオールドヴィンテージ・マデイラワインを注文した人には、同品種のぶどうを使用した5年熟成のマデイラワインが1杯無料になるサービスも提供している。
開催期間は同年2月28日まで。なお、同年1月24日~28日、同年2月16日~17日は、長楽館全館が休業となる。
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百年以上の歴史ある洋館にて「旅する葡萄酒 マデイラフェア」、2022年1月10日(祝月)~2月28日(月)開催