サッポロビールは2022年5月24日、ワインに国産のメロン果汁を加えた「メロンのワイン」を発売した。濃厚なメロンの香りと優しい甘さ、ジューシーでみずみずしい風味が魅力の芳醇な甘口ワインとなる。500mlボトルで提供され、価格は696円(税別)。数量限定で販売する。
近年、国内製造フルーツワイン市場は活性化しており、2018年と比較すると2021年の売上金額は約1.7倍まで成長している。「サッポロフルーツワイン」シリーズも例外ではなく、2018年と比較して約2.7倍も売上金額を伸ばしている。
フルーツワインが好調な理由についてサッポロビールは、新型コロナウイルス感染症の影響による生活様式の変化が、多様なお酒の種類へのニーズを拡大していると分析。さらに、「味のイメージがしやすい」「旬の季節に合わせて楽しめる」といった要因もあると考えている。
国内製造フルーツワインは、他の国内製造ワインと比べて20~30代の構成比が多いのが特徴だ。「サッポロフルーツワイン」シリーズでも、20代の購買者の構成比が他の国内製造ワインよりも多く、フルーツワインが若年層のワイン需要獲得に拍車をかけているようだ。
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