芦澤商会は2022年7月24日、AI(人工知能)を活用した「スマートワインエアレーターAveine(アベイン)」の購入受け付けを開始した。ワインごとの適切なエアレーションを自動で判別するため、手軽にワインの味わいを高めることができる。
ワインは開栓した後、空気と触れ合うことで香りや味わいが変化する。そのため、効率的に味わいを変化させる方法として、別の容器にワインを移し替えるデキャンタージュが行われる。
近年では、より効率的に空気とワインを触れ合わせるツールとして、エアレーターが活用されている。しかし、どれくらい空気と触れ合わせるかを調整することが難しく、ワインごとに適切なエアレーションをすることができなかった。
今回発売する「スマートワインエアレーターAveine」は、ワインごとに適切なエアレーションをしてくれるアイテムだ。Bluetoothでスマートフォンと接続し、ワインラベルをスマートフォンで撮影するだけで、AIがそのワインに適したエアレーションを自動で判別してくれる。
また、従来のエアレーターとは異なり、エアレーションレベルを選択できるため、手動で時間を設定して好みの味わいを追求できる。ボトルから注ぐ時にエアレーションするため、グラスごとに異なるエアレーション時間を試すことも可能だ。ワインの楽しみ方のバリエーションが広がる。
購入は、クラウドファンディングサービス「Makuake」上で同年8月30日まで受け付けている。Makuake上での販売価格は、5万5055円からとなる。
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AI判別によりワインごとに最適な酸素量を加えられる「スマートワインエアレーターAveine(アベイン)」をMakuakeにて発売開始