福島県いわき市のいわき観光まちづくりビューローは2022年9月20日、いわき発着の日帰りバスツアー「とみおかでの体験ワークショップと味覚の秋・ワイナリーでの試飲体験」を同年10月の毎週日曜日(2日・9日・16日・23日・30日)に運行すると発表した。
今回のバスツアーは、いわき市と隣接する双葉郡を巡る周遊コースとなっている。2021年にオープンしたとみおかアーカイブ・ミュージアムで体験ワークショップと施設見学を行い、道の駅よつくら港で自由昼食と買い物を楽しんだ後、いわきワイナリーでワインを試飲する。車内では、いわきツーリズムガイドが、いわきと浜通りについて案内をする。
とみおかアーカイブ・ミュージアムでは、海水からの塩づくり体験など、普段は体験出来ない特別な催し物を週替わりで用意している。また館内では、富岡町の歴史や文化、震災についても学ぶことができる。
道の駅よつくら港は、いわき市唯一の道の駅で、フードコートでは近くの漁港から仕入れた「常磐もの」を使った特選にぎり寿司や、ちらし寿司、ご当地メニューの「ソースかつ丼」などが堪能できる。また、ツアー参加者には、サンシャイントマト100%のジュースからつくられたソフトクリームの半額券が配られる。
いわきワイナリーでは、ぶどう畑やあぶくま山系を眺めながら、ワインの試飲(1杯+チーズ2種)を楽しめる(※未成年はブドウジュースの提供)。フランス・パリで開催された「第16回フェミナリーズ世界ワインコンクール2022」では、いわきワイナリーの「フジノユメ」「マスカットベーリーA」が金賞を受賞しており、お土産に購入することも可能だ。
旅行代金は、大人が3000円、3歳~高校生が1500円。常磐交通観光の受付専用ダイヤルやオンラインで予約できる。