テッレは2022年10月25日、イタリア・プーリア州のドゥーカ・カルロ・グアリーニから、ワイン6種を発売した。黒ぶどうのみでつくられた白ワインや歴史ある伝統的なワインなど、ユニークなアイテムが揃っている。
プーリア州南部のスコッラーノに位置するドゥーカ・カルロ・グアリーニ」は、1114年の創業以来、900年以上もの間ワインづくりを続けてきた家族経営のワイナリー。土着の品種にこだわったワインをはじめ、黒ぶどうから白ワインをつくるなどの新しい試みにも挑戦している。
今回発売したのは、次の6つのワインだ。
1)「Taersia」
黒ぶどう品種のネグロアマーロのみでつくられた白ワイン。ネグロアマーロはタンニンやアントシアニンを豊富に含む品種で、完成までに4年間も研究が必要だったという。
2)「900 Negroamaro Bianco」
ネグロアマーロでつくられた白ワインで、ワイナリー設立900年を記念したシリーズ。
3)「Malia Malvasia Nera」
伝統的なぶどう品種マルヴァジーア・ネーラのみでつくられた赤ワインで、バランスの取れた豊かな味わいが特徴だ。
4)「Boemondo」
土着品種のプリミティーヴォを使った赤ワイン。ぶどうを陰干しして糖度を高めるパッシート製法を採用しており、辛口ワインに仕上がっている。
5)「Piccolebolle Spumante Extra Dry」
ネグロアマーロでつくる初のスパークリングワインで、白ワインらしいすっきりとした味わいながら、複雑な風味も楽しむことができる。
6)「Piccolebolle Spumante Brut Rose」
ネグロアマーロで醸造した初のロゼ・スパークリングワイン。さまざまな料理と相性がいい。
これら6種のワインは、同社が運営するプーリアワイン専門店「Wine Shop Terre(ワインショップ テッレ)」で購入できる。