長野県ワイン協会は2023年2月12日、約32社から約100種のワインが集まる「GI長野ワインフェス2023 ~YES WINE!YES LIFE!〜」を開催する。長野県長野市の「ホテルメトロポリタン長野」を会場とし、GI長野認定ワインを提供するワイナリーやこれから認定を目指すワイナリーのワインが楽しめる。
GIとは、地理的表示(Geographical Indication)のことを示す。特定の産地ならではの特性が確立されている場合に、当該産地内で生産され、生産基準を満たした酒類や農産品が、その産地名(地域ブランド)を名乗ることができる。
今回のGI長野ワインフェスでは、「GI長野」の認定ワインを有するワイナリーをはじめ、認定を目指すワイナリーなど約32社が参加する。同フェスは2014〜2020年まで「NAGANO WINE FES」として東京で開催されてきたが、その後は新型コロナウイルス感染症の感染拡大で中止になったり、オンラインで開催してきた。3年ぶりのリアル開催となる2023年は、初めて地元・長野で実施。事業者向けと一般向けの2部構成で行われる。
一般向け試飲会の参加費は8000円。チケットは「e+」で販売している。立食スタイルで料理3皿付きとなっており、生ハムやチーズ、おやきなどの軽食と共に、約100種のワインを自由に試飲できる。
参加ワイナリーは、井筒ワインやサントリー塩尻ワイナリー、シャトーメルシャン桔梗ヶ原・椀子ワイナリー、サンクゼールワイナリー、信州たかやまワイナリー、マンズワイン小諸ワイナリーなど約32社を予定している。