イタリアンイノベーションクッチーナは2022年12月1日、静岡県磐田市のいちご空中農園いわたの規格外イチゴを活用した、イチゴのスパークリングワイン「rinato(リナート)」を発売した。食品ロスを削減する「rinato」プロジェクトの第2弾となる。
rinatoプロジェクトは、ある農家から「出荷できずに捨てているリンゴが大量にある」という話を聞き、食品ロスだけでなく地域も応援するプロジェクトとして2021年に始動した。プロジェクト名の「rinato」はイタリア語で「再生した」を意味し、国連が定めた持続可能な開発目標(SDGs)の目標12「つくる責任つかう責任」の達成を目標に活動を続けている。
第1弾では、規格外のリンゴを買い付けてシードルを醸造。発売からわずか1カ月で完売となり、味のクオリティや価格ともに高い評価を得た。
第2弾となる「いちごのスパークリングワイン」は、いちご空中農園いわたの“熟れ過ぎてそのまま出荷できないイチゴ”を使用している。同農園では、国内最大級の温室につり下げ式の栽培棚を設け、土を使わないクリーンな環境でイチゴを育てている。
そうしてつくられたイチゴの中から規格外となったものを利用し、山梨県勝沼の白百合醸造の協力を得て、スパークリングワインを醸造。鮮やかな淡いワインレッド色を特徴とし、イチゴの風味と香りが感じられるフレッシュな味わいに仕上げている。
価格は4900円(税込)で、イタリアンイノベーションクッチーナの直営全14店舗で販売している。
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