PATTERN PLANNINGは2023年2月20日、廃棄されるワイン用ぶどうの葉を原料にしたお茶「北海道TEA ワインブドウリーフティー2022」を発売した。北海道にある11のヴィンヤードから提供された葉を使用しており、ワインのように広がる香りと味を楽しめる。
ワイン醸造用のぶどうを栽培するヴィンヤードでは、ぶどうの生育を促すために、芽かきや除葉と呼ばれる作業を行う。その際に取り除かれた健康な葉を利用し、まるでワインのようなノンアルコール・ノンカフェインのお茶を開発した。発酵させないハーブティーとは異なり、紅茶などと同じ伝統的な製法で、独特な香りや果実味を表現している。
ブランド誕生から3回目の生産となる2022年は、茶葉の産地が北海道余市町、仁木町、ニセコ町、岩見沢市にある11のヴィンヤードに拡大。いずれも道内各地で質の高いワインを生産しているヴィンヤードで、幅広い個性を味わうことができる。
2022年10月に行われた先行販売試飲会では、「酸味があるお茶は初めてだが、爽やかでおいしい」「ワインのようなのに、ちゃんとお茶の味もする」「畑や品種によって味が違うのがとても興味深い」といった声が聞かれた。茶葉そのもの、お湯を注いだ瞬間の器、お茶から立ち昇る湯気、お茶を飲む前からその香りの変化を楽しめる。
価格は50g・3240円で、オンラインショップ「BASE」またはふるさと納税(ニセコ町・余市町)で購入できる。また、「北海道TEA」の魅力を伝えるブランドブックも、BASEで販売している。
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捨てられてしまうワイン用ブドウの葉から生まれた「北海道TEA」。試行を重ねさらに進化した2022年産を販売開始!茶葉の産地が11に拡大!より幅広い個性が味わえるようになりました。