2023年03月

ワイン用ぶどうの葉から生まれたお茶「北海道TEA ワインブドウリーフティー2022」発売

PATTERN PLANNINGは2023年2月20日、廃棄されるワイン用ぶどうの葉を原料にしたお茶「北海道TEA ワインブドウリーフティー2022」を発売した。北海道にある11のヴィンヤードから提供された葉を使用しており、ワインのように広がる香りと味を楽しめる。

ワイン醸造用のぶどうを栽培するヴィンヤードでは、ぶどうの生育を促すために、芽かきや除葉と呼ばれる作業を行う。その際に取り除かれた健康な葉を利用し、まるでワインのようなノンアルコール・ノンカフェインのお茶を開発した。発酵させないハーブティーとは異なり、紅茶などと同じ伝統的な製法で、独特な香りや果実味を表現している。

ブランド誕生から3回目の生産となる2022年は、茶葉の産地が北海道余市町、仁木町、ニセコ町、岩見沢市にある11のヴィンヤードに拡大。いずれも道内各地で質の高いワインを生産しているヴィンヤードで、幅広い個性を味わうことができる。

2022年10月に行われた先行販売試飲会では、「酸味があるお茶は初めてだが、爽やかでおいしい」「ワインのようなのに、ちゃんとお茶の味もする」「畑や品種によって味が違うのがとても興味深い」といった声が聞かれた。茶葉そのもの、お湯を注いだ瞬間の器、お茶から立ち昇る湯気、お茶を飲む前からその香りの変化を楽しめる。

価格は50g・3240円で、オンラインショップ「BASE」またはふるさと納税(ニセコ町・余市町)で購入できる。また、「北海道TEA」の魅力を伝えるブランドブックも、BASEで販売している。

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捨てられてしまうワイン用ブドウの葉から生まれた「北海道TEA」。試行を重ねさらに進化した2022年産を販売開始!茶葉の産地が11に拡大!より幅広い個性が味わえるようになりました。

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About the author /  tomo

量販店の販売員、製造メーカーの設計部を経て、フリーライターに転身。ゆっくりお酒を飲みながら愛猫と戯れる夜のひと時に幸せを感じている。