ブルゴーニュワイン委員会(BIVB)は2023年3月16日、シャブリワインを立体アート作品で表現するアート公募展「When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード」を開催すると発表した。1次選考の応募締め切りは、同年4月24日までとなる。
シャブリワインは、フランス・ブルゴーニュ地方で生産される辛口の白ワイン。口に含むと、ピュアな印象の奥から、白い石灰岩や火打石、濡れた石のようなミネラル感を感じることができる。また、潮の香りや塩味、中国紅茶に似たスモーキーさが漂うのも特徴的だ。
今回の公募展では、「ピュア」をテーマに、フレッシュなアーティストによる3次元の立体アート作品を募集する。グランプリ(1点)には賞金30万円と副賞としてシャブリワイン4本セットを、準グランプリ(2点)には賞金5万円と同じくシャブリワイン4本セットが贈呈される。受賞作品は、Web版「美術手帖」への掲載が予定されている。
審査員は、マスターオブワイン(MW)の大橋健一氏、Web版「美術手帖」編集長の橋爪勇介氏、ブルゴーニュワイン委員会が務める。1次選考となる書類選考の結果は同年5月上旬に通知予定で、合格者は同年6月14日までに作品を提出。最終結果は同年6月下旬に通知、同年7月25日には授賞式を開催する。
1次選考への応募は、Web上の応募フォームからとなる。必要事項を記入し、過去作品のポートフォリオなど必要資料も提出する。使用する素材は自由となっており、視覚や触覚を通じて、ピュアなシャブリワインをイメージした作品が期待される。
<関連リンク>
日本初、シャブリワインのピュアネスをアートで表現するコンペ開催When Pure Chablis meets Art シャブリワインアートアワード