日本ソムリエ協会は2023年2月27日、「第12回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ」の最終審査を開催し、ソムリエ・スカラシップを選出したと発表した。選ばれたのは、柴田郁也氏、星野悠太氏、安岡嵩生氏の3人だ。
J.S.A.ソムリエ・スカラシップは、次世代の若手ソムリエの育成や、全日本最優秀ソムリエコンクールの強化選手選考を目的に開催される奨学制度。2011年に第1回が行われて以来、定期的に開催されている。全国からソムリエがエントリーし、記述試験やテイスティング試験などのワインに関する審査に挑戦。1次審査と2次審査が行われ、最終的に若干名がソムリエ・スカラシップに選ばれる。
第12回となる今回は、ホテル雅叙園東京で最終審査が開催された。1次審査を通過した20人が2次審査に挑戦し、その通過者のみが最終審査に挑んだ。最終審査では、画像問題や料理とのペアリング分析などの課題が出題され、審査の結果、Midairの柴田氏、THE THOUSAND KYOTOの星野氏、エノテカの安岡氏が選ばれた。
受賞した3人は、日本ソムリエ協会技術研究部の研修やセミナー、トレーニングを受け、全日本優秀ソムリエコンクールなど、次のステージへ向けて準備を進めていくことになる。
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第12回J.S.A.ソムリエ・スカラシップ結果発表