グランドニッコー東京 台場は2023年3月24日、2022年ヴィンテージのプライベートワインを発売した。ロゼ スパークリングの「山梨 韮崎マスカットベーリーA」、オレンジワインの「山形 甲州 オレンジ 無濾過」、白ワインの「山形 甲州 無濾過」を提供する。
同ホテルでは、東京都に醸造所を構える都市型ワイナリーの深川ワイナリー協力のもと、2017年よりぶどうの除梗、圧搾、瓶詰め、コルク打栓、ラベルデザインといったワインづくりのプロセスを、ソムリエをはじめとするホテル内の有志スタッフで手掛けている。5回目の商品化となる今回は、無ろ過で仕上げた白ワインと、プロジェクト初となるボトリングしたロゼスパークリング、少量限定醸造のオレンジワインの2022年ヴィンテージ用意した。
初登場となる「山形 甲州 オレンジ 無濾過」は、甲州種の持つポテンシャルを表現した少量限定醸造のオレンジワイン。清涼感と渋味を兼ね備えており、スパイスを効かせた料理や、中国料理との相性が抜群だ。
「山形 甲州 無濾過」は、仕込みの段階で、成熟度合いによりスパークリングにするかスティルにするか、ろ過をするか、直前まで試飲と議論を繰り返して完成した1本。“雑味もうま味のうち”という観点から、無ろ過で仕上げているため、外観は白濁した淡いレモンイエローの色合いとなっている。酵母の芳ばしい香りと和のかんきつ系で柔らかい酸味、たっぷりとしたうま味を感じる辛口の味わいだ。
「山梨 韮崎マスカットベーリーA」は、鮮やかなルビー色の外観を特徴とする。抜栓後はきらびやかな泡がグラスに立ち昇り、はじける泡から果実の香りが広がる。食前酒だけでなく、ベリー系のフルーツを使ったデザートとともに楽しめる。
3種のワインは、ホテル内の指定レストランやルームサービスで提供する(なくなり次第終了)。価格は、グラスが1600円、ボトルが9500円となっている。