三国ワインは2023年3月28日、ダイバーシティ・アートボトルの「ロジャーグラート 2023年特別限定商品 カバ コンパルティール あいらく」を発売した。希望小売価格は2500円（税別）となる。
ダイバーシティ・アートボトルとは、障がい者アート協会と三国ワインが協働し、障がい者の製作したアート作品を採用したワインボトルとなる。2022年に第1弾を発売しており、障がいのある2人のアーティストの作品をラベルに使用して、「フレンズ」「HANABI」として提供した。
第2弾となる今回は、同じく障がい者アート協会から提供された、庫美原（くらみはら）氏による日本画「あいらく」を採用。「あいらく（哀楽）」の名の通り、色とりどりのアジサイで、悲しみや喜びなどのさまざまな感情を表現している。
ワインはオーガニック認証を取得しており、環境に優しく、健やかな土壌から生まれたピュアな味わいを特徴とする。つくり手のロジャーグラートは、スペイン北東部のアルト・ペネデス地方のワイナリーで、ヴィンテージカバ（スペインのスパークリングワイン）のみを生産している。2022年に創業140周年、日本への輸出開始25周年を迎えたことを記念し、チャリティープロジェクトとして、スペイン語で「分かち合う」を意味する「コンパルティール」を手掛けることとなった。
土によって色を変えるアジサイが描かれたボトルは、ぶどうが植えられた土壌によって変わるワインの味わいを美しく表現している。同ワインの売り上げの一部は障がい者アート協会に寄付され、障がいのある人の自律的な創作活動の支援に役立てられるという。
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