上ノ国ワイナリーは2023年4月20日、ミュージシャン・俳優として活躍するGACKT氏との共同事業「GACKT ワインプロジェクト」において、ぶどうの育成を見守るサポーターの募集を開始した。同月4日にスタートしたプロジェクトでは、今後2000本の苗木を植える先駆けとして、GACKT氏本人が苗植えを行った。
上ノ国ワイナリーは、北海道上ノ国町に位置する。2014年に廃校となった湯ノ岱小学校の校舎をワイナリー兼サテライトオフィスとして改築した複合施設で、2022年にファーストヴィンテージをリリースした。現在は北海道厚沢部町や山梨県からぶどうを調達してワインを醸造しているが、将来的には上ノ国町産のぶどうでワインをつくることを目指している。
GACKT氏はワイン好きで、ワインに対する造詣が深いことでも知られている。上ノ国ワイナリーでは、ワイナリーに隣接する場所にGACKT氏の畑「GACKT Vinyard」を設け、今後ピノ・ノワールの苗木を植えていく予定だ。
GACKT Vinyardは、“一般の人とも思いを共有し、おいしいワインづくりを一緒にしたい”をコンセプトとしており、苗木の育成を見守るサポーターを募集する。苗木を植樹する「GACKT Vinyard 苗植えプラン」や、宿泊と苗木の植樹がセットになった「GACKT Vinyard 苗植え宿泊プラン」を提供。これらのプランでは、サポーターの名前(ネームプレート)が付いた苗木2本を植樹でき、サポーターの認定証が受け取れる。また、ワインの生産開始から5年間、「GACKTオリジナルワイン」が1本プレゼントされるなど、さまざまな特典を用意する。
GACKT氏は今後の展望について、「長い時間をかけて世界に発信できるワインを送り出したい。オーガニックや無添加などにも配慮し、体に良いもの届けていければと考えている」とコメントしている。
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2023年4月4日(火)にミュージシャン・俳優として活動するGACKT氏と共同事業として上ノ国ワイナリー×GACKTとなるプロジェクトを開始し、取組みとしてGACKT氏に植樹を行っていただきました。
2023年4月20日(木)よりGACKT×上ノ国ワイナリーの共同事業としてワインを苗木から育てるGACKTワインプロジェクトを開始し、サポーターの募集を開始