柴田屋ホールディングスは2023年4月10日、樹齢131年の古樹のぶどうを使用した、オーストラリア産ワイン4種を発売した。古樹のぶどうを100%使用した「メタラ センパー フィデリス カベルネ・ソーヴィニョン 2018」「同 フィデリス シラーズ 2018」と、古樹のぶどうをブレンドした「メタラ ウィリアム フォーンビー カベルネ・ソーヴィニョン 2016」「同 フォーンビー シラーズ 2016」を提供する。
ぶどうの樹は、およそ3年程度でワインづくりに適したぶどうが実る。樹齢20年ごろになると収量が減っていき、寿命は最大でも120年程度とされる。
その最高寿命を10年上回る、樹齢131年のぶどうの樹が、南オーストラリア州ラングホーン・クリークにある。古樹は収穫量こそ少ないものの、より濃厚で複雑な味わいのぶどうを実らせる。古樹のぶどうから生み出されるワインは、奥深い味わいを特徴とする。
今回発売する4種の赤ワインは、樹齢131年のぶどうをぜいたくに使用。古樹のぶどうのみでつくる「メタラ センパー フィデリス カベルネ・ソーヴィニョン 2018」は、濃厚な黒い果実の香りと洗練されたタンニンが楽しめる。また、「同 フィデリス シラーズ 2018」は、スパイスやレッドウッドなど複雑な香りを特徴とする。
樹齢131年のぶどうと同品種のぶどうをブレンドした「メタラ ウィリアム フォーンビー カベルネ・ソーヴィニョン 2016」は、しっかりした果実味と甘さ、酸味、タンニンのバランスを満喫できる。「同 フォーンビー シラーズ 2016」は、上品な味わいを持ち、熟したベリーの風味が感じられる。
クラウドファンディングサービス「Makuake」で提供しており、プロジェクトの締め切りは同年5月20日までとなっている。