フィラディスは2023年5月23日、イタリアの新DOCGニッツァのワイナリー、Frasca(フラスカ)のワインの取り扱いを開始した。「2021 Monferrato Bianco Sej」「2021 Grignolino d’Asti」など、計5アイテムを発売した。
Frascaは、ピエモンテ州ニッツァ・モンフェッラート村の生産者。2018年設立と若手の生産者だが、イタリアで最も信頼性のあるワイン専門誌『ガンベロ・ロッソ(Gambero Rosso)』で、“実にエレガントで透明感のあるアロマがあり、滑らかでジューシーな余韻を持つ”と高い評価を得ている。
正規代理店としてフィラディスが提供するのは、環境に配慮して栽培したぶどうを使ってつくられた5種のワインだ。DOCGバルベーラ・ダスティの中でも古くから定評があり、2014年に別のDOCGとして独立したニッツァのワインも含まれる。
「2021 Monferrato Bianco Sej(モンフェッラートビアンコ・セイ)」は、ピエモンテ原産のぶどう品種アルネイズをメインにリースリングをブレンドした白ワインで、熟成したかんきつの香りが楽しめる。「2021 Grignolino d’Asti(グリニョリーノ・ダスティ)」は、グリニョリーノのみでつくられた赤ワイン。柔らかな渋みと軽い口当たりを堪能できる。「2020 Freisa d’Asti(フレイザ・ダスティ)」は、純粋な後味が特徴の赤ワインで、ピエモンテ州でよく栽培されるフレイザという品種でつくられている。
バルベーラのみを使用した「2019 Barbera d’Asti(バルベーラ・ダスティ)」は、DOCGバルベーラ・ダスティのワイン。骨太な存在感と凝縮感を味わえる。同じくバルベーラ100%の「2019 Nizza(ニッツァ)」は、DOCGニッツァのワインで、複雑な香りと長い余韻を特徴とする。
希望小売価格(税別)は、「2021 Monferrato Bianco Sej」が3400円、「2021 Grignolino d’Asti」「2020 Freisa d’Asti」「2019 Barbera d’Asti」が各3800円、「2019 Nizza」が5100円となっている。