2023年06月

フィラディス、フランス・ブルゴーニュPierre Olivier Garciaのワイン15種を発売

フィラディスは2023年6月15日、フランス・ブルゴーニュのPierre Olivier Garcia(ピエール・オリヴィエ・ガルシア)の正規代理店として、「2021 Bourgogne Aligote Champs Tions」「2021 Corton Cuvee Baie Par Baie」など計15アイテムの取り扱いを開始した。

Pierre Olivier Garciaは、多数のプルミエ・クリュを有することで知られる、ニュイ・サン・ジョルジュのドメーヌ。オーナーのピエール・オリヴィエ・ガルシア氏は、2016年にマチュー・モロン氏と共にMoron-Graciaを設立。その後2020年に、モロン氏がフルタイム勤務を外れたことを機に、自身の名を冠した名称に変更した。

新興のつくり手だが、こだわり抜いた緻密なワインづくりに注目が集まっている。ワインは全て、3分の1を全房で、3分の1を機械除梗で、そして残りの3分の1をベリー・バイ・ベリーでつくっている。ベリー・バイ・ベリーは手作業で茎から取り外した顆粒のことで、傷のないぶどうを厳密に選別できるものの、非常に手間と時間がかかる。ごく少数しか生産できないが、繊細で香り高いワインをつくることができる。

今回発売する15種のうち、トップキュヴェの「2021 Corton Cuvee Baie Par Baie(コルトン・キュヴェ・ベ・パ・ベ)」は、バラや熟した果実の香りが広がる、華やかな印象の1本。希望小売価格は5万1100円(税別)となる。また、樹齢60年のガメイを使った「2021 Brouilly La Folie(ブルイィ・ラ・フォリー)」は、しっかりとしたフィニッシュの上質なクリュ・ボージョレー。希望小売価格は7200円(税別)となっている。

どれも極小量生産のため、妥協のないこだわりのワインをぜひ手に入れてみてほしい。

<関連リンク>
ニュイ・サン・ジョルジュのPierre Olivier Garcia(ピエール・オリヴィエ・ガルシア)正規代理店販売を6月15日(木)開始

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About the author /  NAGATA

カルチャー、音楽などを中心に執筆するフリーライター。大学院に在学し、インターネット文化を研究する傍ら、執筆に取り組んでいる。山梨県に在住している際に日本ワインの魅力にとりつかれる。