⽇本ワイナリーアワード協議会は2023年6月2日、優れた日本ワインを生み出すつくり⼿を表彰する「第6回⽇本ワイナリーアワード2023」を開催した。今年は、242のワイナリーが、それぞれ「5つ星」「4つ星」「3つ星」「コニサーズ」として表彰された。また、特別審査員のHiRAKU代表取締役CEO 廣瀬俊朗氏(元ラグビー日本代表キャプテン)が選ぶ「特別審査員賞 廣瀬俊朗賞」も発表された。
「⽇本ワイナリーアワード」は、⽇本ワイナリーアワード協議会が定める基準を満たした⽇本ワインを⽣産するワイナリーを、全国・地⽅の審査員が評価するコンペティション。審査対象は原則として設⽴より5年以上経過した国内のワイナリーで、今年は319のワイナリーが対象となった。
多くの銘柄・ヴィンテージにおいて、傑出した品質のワインを生み出すワイナリーとして金賞を受賞したのは、以下の16のワイナリーだ。
【北海道】
・ドメーヌ・タカヒコ
・山﨑ワイナリー
【山形】
・酒井ワイナリー
・高畠ワイナリー
・タケダワイナリー
【山梨】
・勝沼醸造
・機山洋酒工業
・KISVINワイナリー
・サントリー
・シャトー・メルシャン
・ダイヤモンド酒造
・中央葡萄酒
・丸藤葡萄酒
【長野】
・小布施ワイナリー
・Kidoワイナリー
【大分】
・安心院葡萄酒工房
また、全般的に良質で安定感があり、銘柄やヴィンテージによっては傑出したワインを生み出すとして、64のワイナリーが4つ星を獲得。安定感があり、ほとんどのワインが良質で安心して購入できるワインを生み出すとして、104のワイナリーが3つ星に選ばれた。
さらに、評価に値する個性あるワインを生み出すワイナリーを選出する「コニサーズ」には、58のワイナリーが選出された。特別審査員賞は、北海道余市のモンガク谷ワイナリーが受賞した。