海と日本プロジェクトin京都は2023年9月2日、オリジナルのロゼワイン「天橋立 海の京都ロゼ」を発売した。天橋立ワイナリーとのコラボレーションにより開発されたワインで、海洋ごみに対する意識向上を目指している。
京都府宮津市に位置する天橋立ワイナリーは、日本三景の1つである天橋立を一望する場所にぶどう畑と醸造施設を持ち、美しい海のすぐ近くでワインづくりをしている。果実味やフレッシュさが感じられるように熱処理をしない「生葡萄酒」や、ぶどう本来の味わいを楽しむために、ろ過をしない「ノンフィルターワイン」を手掛けている。
海と日本プロジェクトin京都は、海洋ごみ削減に向けた活動をしている一般社団法人で、今回の取り組みも海への意識向上を目標の1つに掲げている。
天橋立ワイナリーとのコラボで生み出された「天橋立 海の京都ロゼ」は、海浜清掃の際に集められたカキの殻を用いて土壌を改良した畑のぶどうを使用。資源のリサイクルやワインの質の向上に役立てている。
京都産の赤ワイン用ぶどう「セイベル13053」を使い、白ワインの製法で仕込むことでロゼワインに仕上げている。モモのような甘い香りと、フレッシュかつルーティーな味わいを楽しめる。
価格は1760円(税込)で、天橋立ワイナリーや道の駅 京丹波味夢の里で販売している。なお、海洋ごみの問題を少しでも考えてもらうため、購入時にワインの空き瓶を天橋立ワイナリーへ持参すれば100円引きで購入できるキャンペーンを開催している。
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