フィラディスは2023年9月29日、新進気鋭のワイナリーDomaine de Marzilly(ドメーヌ・ド・マルジリー)の取り扱いを開始した。2種のシャンパーニュ「ユラン エルピーエム」「同 ブリュット」を発売する。
ドメーヌ・ド・マルジリーは、フランス・シャンパーニュ地方最北端のマッシフ・ド・サンティエリーに位置する。設立は2012年で、ベルギー出身のマキシム・ユランス氏が廃墟と化していたシャトー・ド・マルジリーを手に入れたことに始まる。
3.8haの自社畑を所有しており、機械を使わずオーガニック農法を採用し、伝統的な手法と現代の技術を組み合わせて、自然なシャンパーニュづくりに取り組んでいる。2020年には『ゴー・ミヨ(Gault & Millau)』が選ぶワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得、翌2021年には『ベタンヌ&ドゥソーヴ(Bettane + Desseauve)』のGenius of tomorrowに選ばれるなど、その実力は高く評価されている。
ムニエ100%の「ユラン エルピーエム」は、かんきつや甘草、アニスなどのニュアンス、余韻のある酸味が特徴的。「ユラン ブリュット」は、ムニエとシャルドネをブレンドしてつくられたシャンパーニュで、金の色調が美しい。香りは繊細だが、味わいは新鮮で力強く、コクのある後味を楽しめる。
希望小売価格は、「ユラン エルピーエム」が1万2200円、「ユラン ブリュット」が1万500円(いずれも税別)となる。
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シャンパーニュ Domaine de Marzilly(ドメーヌ・ド・マルジリー)正規代理店販売を9月29日(金)開始