ヴランケン ポメリー ジャパンは2023年10月19日、「ポメリー・ソムリエコンクール2023」の決勝戦を開催した。ソムリエとしての知識、表現力、サービス技能、提案力などが総合的に問われる厳しい審査を経て、山本麻衣花氏（マンダリン オリエンタル 東京）が優勝した。
同コンクールは、1993年に初めて開催されて以来、「ポメリースカラシップソムリエコンテスト」「キュヴェルイーズポメリーソムリエコンテスト」として計15回開催され、2017年からはシャンパーニュをはじめとする世界のスパークリングワイン（スパークリング日本酒を含む）に特化したコンクールとして開催されている。
46人が応募した今回の第1次予選では、筆記試験とテイスティングによる審査が行われた。第2次予選では課題へのプレゼンテーション審査が、そして準決勝では筆記試験、テイスティング、サービス技能の審査が実施され、上位5人がファイナリストに選ばれた。決勝戦では、ポメリーの最高醸造責任者クレマン・ピエルロー氏を迎え、事前に与えられた課題のプレゼンテーション、サービスやテイスティング技能、コース料理のペアリング提案などを競い合い、サービス技術と画像問題の審査を経て優勝者が決定した。
優勝した山本氏には、賞金100万円およびディプロマ、「ポメリーキュヴェ・ルイーズ」（6L）が贈られた。また、ヴランケン・ポメリー・モノポールによる全面的支援のもと、フランスでのメゾン研修・レストラン研修が受けられるほか、ポメリーアンバサダーとして、1年間さまざまなイベントに参加することとなる。
山本氏は、主催者や関係者に感謝を述べるとともに、「ポメリーにとってブリュット150周年の記念すべき2024年に、アンバサダーとして活動できることを光栄に思います」と喜びのコメントを寄せた。
