エノテカは2023年11月1日、イタリア・トスカーナ州の5つのワイナリーによる赤ワイン17アイテムを発売した。いずれも「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を手掛ける生産者だが、それぞれ異なった個性を楽しめる。
「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」は、トスカーナ州でつくられる高級ワイン。サンジョヴェーゼ・グロッソというイタリア原産の品種のみを使う赤ワインで、トスカーナ州でただ1つのDOCG(最上位格付け)に指定されている。木樽での2年間の熟成を含め、4~5年間の熟成が必要で、ゆっくりと醸成されたその味わいは柔らかく、タンニンの力強さが感じられる。
エノテカでは、正規代理店として5つの生産者による「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」を提供する。ジャンニ・ブルネッリは、小規模ながら、繊細で品質の高いワインを手掛けるワイナリー。レ・キウーゼは、「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ」の生みの親としても知られる生産者で、自然派の手法でワインをつくっている。
ピエトローゾは、40年以上の歴史を持つ、家族経営のワイナリー。自社畑で収穫したぶどうから、品質の高いワインを生み出している。サリクッティは、まだ歴史の浅いワイナリーだが、品質が高いだけでなく、オーガニック栽培にも力を入れており、2022年には全ての所有畑でビオディナミ認証を取得している。タッシは、1999年にワインづくりを始めた小規模なワイナリー。歴史は浅いものの、手掛けたワインは高い評価を受けている。
同社のオンラインショップ「エノテカ・オンライン」では、各生産者の特集ページを公開している。
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イタリア・トスカーナ州 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノの5ブランド「ジャンニ・ブルネッリ」、「レ・キウーゼ」、「ピエトローゾ」、「サリクッティ」、「タッシ」 11月1日から正規代理店として販売開始