アンナは2023年12月7日、「ファーザーズワイン」など、ウクライナワインのオンライン販売を同月より開始すると発表した。今後、飲食店や酒販店に向けても販売する予定だ。
ウクライナは、ワインづくりに長い歴史を持つ。一説によると、紀元前から醸造が行われていたといわれ、伝統的な製法と新しい技術を駆使してつくられるワインは、一部のワイン愛好家から注目を集めている。これまではウクライナ国内で飲まれることが多かったが、戦争の影響により消費が低下。小規模なワイナリーを中心に、窮地に立たされていた。
ウクライナ出身で、18年前から日本に在住しているアンナ・ヴァシナ氏は、この状況を打開するために「株式会社アンナ」を2023年7月に設立。同年11月には、ウクライナワインと料理、ピアノやヴァイオリンの生演奏が楽しめるイベント「ウクライナワインナイト」を開催している。
アンナ氏はSNSを駆使し、ウクライナのつくり手と密にコミュニケーションを図り、信頼関係を構築してきた。現在は、「ファーザーズワイン」や「マイワイン」「ビオロジスト」「46パラレルワイングループ」など、複数のワイナリーのワインを販売するまでに事業を拡大している。また、キャビア、トリュフなどの輸入販売も行っている。
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2023年12月、ウクライナを母国とするアンナ ヴァシナCEO(株式会社アンナ)が、ウクライナワインの販売を開始! 夢と冒険と美味しさに満ちた、ワインとアンナのストリーりーが始まります。