ヴランケン ポメリー ジャパンは2024年4月1日、シャンパーニュメゾンのポメリーより、ブリュット(辛口)シャンパーニュ「ブリュット・ナチュール」の誕生150周年を記念した限定品「Cuvée 150」を発売する。
世界で初めて、ブリュット(辛口)のシャンパーニュが誕生したのは1874年のこと。当時は甘口が主流のなかで、イギリスの上流階級向けに食前や食中に楽しめるシャンパーニュをつくるため、マダム・ポメリーと醸造責任者2人がその難題に挑戦した。ぶどうの収穫を遅らせて完熟させ、瓶内熟成の期間を延ばし、リザーブワインの種類と量を増やすなど、革新的な発想と実行力、技術によって史上初のブリュットが誕生した。
そのブリュット誕生から150周年を記念し、現在ポメリーで最高醸造責任者を務めるクレマン・ピエルロー氏がつくり上げたのが「Cuvée 150」だ。コート・デ・ブラン、ヴァレ・ド・ラ・マルヌ、モンターニュ・ド・ランス、ランスという4つの異なるテロワールから、最高のシャルドネを生み出す10の畑を厳選している。
シャルドネを100%使用しており、6年以上の熟成を経ている。口に含むと、まずトーストしたブリオッシュ、サンザシの花、ライムの花などの香りが感じられる。それにかんきつ類やスパイスなどのアロマが加わり、より複雑になっていく。繊細でシルキーなテクスチャーとしなやかで力強い味わい、フィニッシュには蜂蜜と塩味のニュアンスが感じられる。
希望小売価格(税別)は2万9000円で、ギフトBOX入りは3万1000円。ボトルのラベルとBOXに「150」の文字が記された、特別限定品となっている。
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