光文社は2024年3月22日、ワインを題材にした漫画『神の雫 deuxième』『キラー通りのソムリエ探偵』の第1巻を同時発売した。原作は、『神の雫』シリーズの亜樹直氏が担当している。
『神の雫』は、原作が亜樹直氏、作画をオキモト・シュウ氏が手掛けるワイン漫画だ。2004年から連載を開始し、2009年にドラマ化された。いったん連載終了を挟み、2020年まで『マリアージュ ~神の雫 最終章~』が連載された。これに続く『神の雫 deuxième』は、2023年から連載をスタート。シリーズ1作目から登場するワイン評論家の遠峰一青の娘が主人公で、ワインコンクールを舞台にワインの謎に迫っていく。
原作者の亜樹氏は、小説家として天樹征丸というペンネームを持ち、大人気ミステリー漫画『金田一少年の事件簿」の原案・原作も担当している。『キラー通りのソムリエ探偵』は、原作が天樹征丸氏で、作画を草壁エリザ氏が担当するワインミステリー漫画だ。記者の真希あかねとソムリエの“キラーさん”がさまざまな事件を解決していく。ワインバーが舞台となっており、現場に行かずに聞いた話をもとに謎を解く、いわゆる安楽椅子探偵ミステリーと言えよう。
『神の雫 deuxième』『キラー通りのソムリエ探偵』は、どちらもワインを題材とした漫画だが、それぞれ違った切り口から物語を紡いでいる。現在全国の書店や、電子書籍配信サイトなどで販売している。