アサヒビールは2024年12月11日、グループ会社のエノテカより、「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」の2022ヴィンテージを発売すると発表した。
シャトー・ムートン・ロスチャイルドは、ボルドー5大シャトーの1つに数えられる、フランスのワイナリー。豪快で力強いテイストが特徴で、メドックの格付けで唯一、2級から1級へ昇格したことでも知られている。
アーティスティックなラベルも有名で、これまで「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」のラベルはダリやピカソ、アンディ・ウォーホルなど名だたるアーティストが手がけてきた。2022ヴィンテージには、フランス人アーティスト、ジェラール・ガルースト氏の作品を採用。『フィリップ男爵へのオマージュ』というタイトルが付けられたラベルには、フィリップ・ロスチャイルド男爵の肖像と牡羊が描かれている。
2022年のボルドーは、温暖な気候が続き、乾燥や熱波があったもののぶどうはしっかりと育成した。2022ヴィンテージは、黒いベリーやカカオ豆のアロマが特徴的で、口当たりは滑らか。スパイスのニュアンスとタンニンが後味として楽しめる。
2024年12月1日にワインショップ・エノテカ GINZA SIX店で開催されたイベントでは、発売に先立ち、数量限定で提供された。日本での一般販売は、2025年春を予定している。
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『シャトー・ムートン・ロスチャイルド』2022年ヴィンテージ