ワイン用語集

ワイン選び、産地の記事、レストランでの注文、テイスティングでよく出てくる言葉をまとめました。初心者にも分かるように短く説明しながら、品種・栽培・醸造・格付け・サービスまで幅広く確認できる内容にしています。

収録語数: 207語 / 最終更新: 2026-06-20

まず覚えたい基本用語

ワイン選びや記事を読むときに、最初に押さえておきたい基礎用語です。

ワインの基本用語を赤・白・ロゼ、ヴィンテージ、テロワールで整理したインフォグラフィック

ワイン

ブドウを発酵させて造る酒。赤・白・ロゼ・スパークリング・酒精強化など、造り方や産地によって多くの種類がある。

赤ワイン

黒ブドウを果皮や種と一緒に発酵させるワイン。色素やタンニンが抽出され、渋みや骨格が出やすい。

白ワイン

主に白ブドウ、または黒ブドウを圧搾して果汁中心で発酵させるワイン。酸味や香りの透明感が出やすい。

ロゼワイン

淡いピンクから濃いサーモン色まで幅があるワイン。短時間の果皮接触や直接圧搾などで造られる。

スパークリングワイン

炭酸ガスを含む発泡性ワイン。シャンパーニュ、カヴァ、プロセッコなど地域や製法で個性が異なる。

スティルワイン

発泡していない通常のワイン。赤、白、ロゼの多くがこれにあたる。

甘口

糖分が残っていて甘みを感じるワイン。デザートワインだけでなく、軽い甘みの白ワインもある。

辛口

発酵によって糖分が少なくなり、甘みをほとんど感じないワイン。白ワインやスパークリングでよく使われる表現。

ミディアムボディ

軽すぎず重すぎない中程度の飲みごたえ。日常の食事に合わせやすいスタイル。

フルボディ

味わいに厚みや重さがあるワイン。タンニン、アルコール、果実味、熟成感などが強く感じられる。

ライトボディ

軽やかで飲み口がやさしいワイン。渋みやアルコール感が控えめなものが多い。

ヴィンテージ

ブドウが収穫された年。気候条件が品質や味わいに影響するため、特に高級ワインでは重要。

ノンヴィンテージ

複数年のワインをブレンドして造るスタイル。シャンパーニュなどで安定した品質を保つために用いられる。

キュヴェ

特定の区画、ブレンド、タンク、仕込み単位などを指す言葉。生産者によって意味が少し変わる。

テロワール

土壌、気候、地形、栽培、人の営みが一体となった土地の個性。ワインの香味や質感に表れる。

ドメーヌ

主にフランスで、自社畑のブドウからワインを造る生産者を指すことが多い。

シャトー

フランス、特にボルドーで使われるワイナリー名の表現。城という意味だが、建物の有無とは限らない。

ネゴシアン

ブドウやワインを買い付けて醸造・熟成・販売する業者。ブルゴーニュなどで重要な存在。

エステート

自社畑や自社管理のブドウを使う生産者・ワインを示す表現。英語圏でよく使われる。

セラー

ワインを保管・熟成する場所。温度、湿度、光、振動の管理が重要になる。

味わい・香りの表現

テイスティングコメントでよく出てくる表現を、分かりやすく整理しました。

酸味、タンニン、果実味、余韻などワインの味わいと香りを整理したインフォグラフィック

アロマ

ブドウ品種や発酵由来の香り。花、果実、ハーブ、スパイスなどの第一印象を表すときに使う。

ブーケ

熟成によって生まれる複雑な香り。革、森の下草、ドライフルーツ、ナッツなどのニュアンスを含む。

アタック

ワインを口に含んだ瞬間の第一印象。甘み、酸味、果実味、アルコール感などの入り方を見る。

余韻

飲み込んだ後に味や香りが続く長さと質。長く心地よい余韻は上質さの目安になる。

酸味

ワインに爽やかさや輪郭を与える要素。白ワインやスパークリングでは特に重要。

タンニン

主に果皮や種、樽からくる渋み成分。赤ワインの骨格や熟成力に関わる。

果実味

果物を思わせる風味。赤系果実、黒系果実、柑橘、トロピカルフルーツなどで表現される。

ミネラル感

石、塩味、硬質感、清涼感などを連想させるニュアンス。厳密な成分名ではなく感覚表現。

ボディ

ワインの重さ、厚み、飲みごたえ。アルコール、エキス分、タンニンなどが影響する。

バランス

酸味、甘み、渋み、果実味、アルコール、樽香などの調和。突出しすぎないまとまりを指す。

複雑味

香りや味わいの要素が多層的に感じられること。熟成や丁寧な造りで生まれやすい。

フレッシュ

若々しく生き生きした印象。果実味や酸が明るく、飲み心地が軽快なワインに使う。

エレガント

強さよりも繊細さ、調和、余韻の美しさがあるワインを表す言葉。

リッチ

果実味、アルコール、樽香、粘性などが豊かで厚みのある印象。

クリスプ

酸がはっきりしていて、引き締まった爽快な味わい。辛口白ワインでよく使われる。

オイリー

口当たりに油分のようななめらかさや厚みを感じること。リースリングなどで使われることがある。

スパイシー

黒胡椒、白胡椒、クローブ、シナモンなど香辛料を思わせる香りや味。

ハーバル

ハーブや草を思わせる香り。ソーヴィニヨン・ブラン、カベルネ系品種などで見られる。

フローラル

花を思わせる香り。バラ、白い花、スミレなどで表現される。

トースト香

樽熟成や瓶内二次発酵由来の、トースト、ブリオッシュ、ナッツのような香り。

還元香

酸素が少ない環境で出る硫黄系の香り。軽いものは複雑さになるが、強いと欠点に感じられる。

酸化

酸素の影響で香味が変化すること。熟成で魅力になる場合もあれば、劣化として出る場合もある。

ブレット

ブレタノマイセス酵母に由来する香り。革や馬小屋のように感じられ、強すぎると欠点とされる。

コルク臭

TCAなどによるカビっぽい臭い。果実味が弱くなり、湿った段ボールのように感じることがある。

ブドウ品種・栽培

品種の特徴と、畑で使われる栽培用語です。

ブドウ品種、樹齢、収量、剪定など栽培用語を整理したインフォグラフィック

カベルネ・ソーヴィニヨン

タンニンと骨格がしっかりした黒ブドウ品種。カシス、杉、ミント、樽香などの印象が出やすい。

メルロー

なめらかな口当たりと熟した果実味が魅力の黒ブドウ品種。ボルドー右岸やチリなどで有名。

ピノ・ノワール

繊細な香りと酸が特徴の黒ブドウ品種。ブルゴーニュ、シャンパーニュ、ニュージーランドなどで重要。

シラー

黒系果実、スパイス、胡椒のニュアンスを持つ黒ブドウ品種。ローヌやオーストラリアで有名。

グルナッシュ

果実味とアルコールの豊かさが出やすい黒ブドウ品種。南ローヌやスペインで広く栽培される。

サンジョヴェーゼ

イタリアを代表する黒ブドウ品種。チェリーの香り、酸、やや乾いたタンニンが特徴。

ネッビオーロ

バローロやバルバレスコの主要品種。高い酸とタンニン、バラやタールの香りで知られる。

テンプラニーリョ

スペインを代表する黒ブドウ品種。赤系果実、革、樽熟成のニュアンスが出やすい。

マルベック

濃い色調と豊かな果実味を持つ黒ブドウ品種。アルゼンチンで特に有名。

甲州

日本を代表する白ブドウ品種。穏やかな香り、繊細な酸、和柑橘や吟醸香のような印象が出る。

シャルドネ

世界中で栽培される白ブドウ品種。冷涼地では柑橘、温暖地では熟した果実、樽熟成でリッチに変化する。

ソーヴィニヨン・ブラン

ハーブ、柑橘、青草、トロピカルフルーツの香りが出やすい白ブドウ品種。

リースリング

高い酸と華やかな香りが特徴の白ブドウ品種。辛口から甘口まで幅広い。

ピノ・グリ

ふくよかな果実味を持つ白ブドウ品種。地域によりピノ・グリージョとも呼ばれる。

ゲヴュルツトラミネール

ライチ、バラ、スパイスの華やかな香りが特徴の白ブドウ品種。

シュナン・ブラン

酸が高く、辛口、甘口、スパークリングまで幅広く造られる白ブドウ品種。

ヴィオニエ

白い花やアプリコットの香り、ふくよかな質感を持つ白ブドウ品種。

マスカット

ブドウそのものを思わせる華やかな香りを持つ品種群。甘口やスパークリングでも使われる。

クローン

同じ品種の中で性質が少し異なる系統。収量、香味、病害耐性などに差がある。

台木

接ぎ木で根の部分に使うブドウ樹。フィロキセラ対策や土壌適性のために重要。

樹齢

ブドウ樹の年齢。古木は収量が少ない一方、凝縮感のあるブドウを生むことがある。

古木

樹齢の高いブドウ樹。ヴィエイユ・ヴィーニュ、オールド・ヴァインなどと表示されることがある。

収量

畑から得られるブドウの量。低収量は凝縮度につながることがあるが、品質は栽培全体で決まる。

剪定

ブドウ樹の枝を切り、収量や樹勢を調整する作業。翌年の品質に大きく影響する。

キャノピー

葉や枝で構成される樹冠部分。日照、風通し、熟度管理に関わる。

グリーンハーヴェスト

熟す前の房を落として収量を制限する作業。残したブドウの成熟を促す目的がある。

ヴェレゾン

ブドウが色づき始め、成熟期へ入る段階。糖度が上がり酸が変化していく。

手摘み

人の手で収穫する方法。選果しやすく、傷みを抑えやすい。

機械収穫

収穫機を使う方法。広い畑で効率的だが、条件によって品質管理が重要になる。

ビオロジック

化学合成農薬や化学肥料を制限する有機栽培の考え方。認証制度は国や団体により異なる。

ビオディナミ

有機栽培を基礎に、天体のリズムや調合剤を重視する農法。生産者の哲学が反映されやすい。

サステナブル

環境、社会、経済の持続可能性に配慮した栽培・醸造の考え方。

醸造・熟成

ワインがどのように造られ、香味が生まれるかを理解するための用語です。

発酵、樽熟成、澱、ブレンドなど醸造と熟成の流れを示したインフォグラフィック

発酵

酵母がブドウ果汁の糖分をアルコールと二酸化炭素に変える工程。ワイン造りの中心になる。

アルコール発酵

糖分からアルコールが生まれる発酵。温度管理や酵母選択で香味が変わる。

マロラクティック発酵

リンゴ酸が乳酸に変わる発酵。酸がやわらぎ、バターやクリームのような印象が出ることがある。

天然酵母

畑や醸造所に存在する酵母を利用する考え方。複雑さが出る一方、管理は難しくなる。

培養酵母

性質が分かっている酵母を添加する方法。安定した発酵や狙った香味を得やすい。

破砕

ブドウを軽く潰して果汁を出しやすくする工程。

除梗

ブドウの房から梗を取り除く工程。梗を残すかどうかで香味やタンニンが変わる。

全房発酵

梗を付けたまま発酵させる方法。スパイス感や骨格が出ることがある。

醸し

果皮や種を果汁に浸して色、香り、タンニンを抽出する工程。赤ワインで特に重要。

マセラシオン

果皮浸漬のこと。温度や期間で抽出の強さが変わる。

低温浸漬

発酵前に低温で果皮を浸す方法。色や香りを穏やかに抽出する目的がある。

カルボニック・マセラシオン

二酸化炭素の環境でブドウを発酵させる方法。フルーティで軽快な赤ワインに使われる。

プレス

ブドウや発酵後の果皮を圧搾して果汁・ワインを取り出す工程。

フリーラン

圧搾せず自然に流れ出る果汁やワイン。繊細で上質とされることが多い。

プレスワイン

圧搾して得られるワイン。色やタンニンが強く、ブレンドに使われることもある。

発酵後に沈む酵母や果肉などの沈殿物。熟成に活用されることもある。

シュール・リー

澱と接触させながら熟成する方法。旨味や厚み、香ばしさを与える。

バトナージュ

熟成中に澱をかき混ぜる作業。口当たりの厚みや複雑さを出す。

樽熟成

木樽で熟成すること。酸素との接触や樽由来の香りにより、複雑さや丸みが出る。

新樽

初めて使う樽。バニラ、トースト、スパイスなどの香りが強く出やすい。

古樽

何度か使った樽。樽香は穏やかで、酸素接触や熟成効果を目的に使われる。

ステンレスタンク

清潔で温度管理しやすい発酵・熟成容器。フレッシュな果実味を保ちやすい。

コンクリートタンク

温度が安定しやすい容器。樽香を付けずに落ち着いた質感を出すことがある。

アンフォラ

土器の壺。古代から使われる容器で、独特の酸素透過や質感が注目されている。

ブレンド

品種、畑、樽、ヴィンテージなどを混ぜ合わせて味わいを整えること。

清澄

ワイン中の濁り成分を取り除く工程。卵白やベントナイトなどが使われることがある。

濾過

フィルターを通して微粒子や微生物を取り除く工程。安定性を高める目的がある。

無濾過

濾過を行わない、または最小限にする造り。旨味を残す狙いがあるが、澱が出ることもある。

瓶内二次発酵

瓶の中で二次発酵させて泡を生む方法。シャンパーニュ方式の中心工程。

デゴルジュマン

瓶内二次発酵後、瓶口に集めた澱を取り除く作業。

ドサージュ

澱抜き後に糖分を含むリキュールを加え、甘辛度を調整する工程。

酸化防止剤

ワインの酸化や微生物の増殖を抑えるために使われる二酸化硫黄など。

ボトリング

ワインを瓶詰めする工程。酸素管理や衛生管理が重要になる。

ワインの種類・スタイル

ボトル選びでよく目にするワインのタイプとスタイルです。

泡、オレンジ、甘口、酒精強化などワインの種類とスタイルを整理したインフォグラフィック

シャンパーニュ

フランスのシャンパーニュ地方で、規定に沿って造られる発泡性ワイン。瓶内二次発酵が特徴。

クレマン

フランス各地で造られる瓶内二次発酵のスパークリングワイン。シャンパーニュ以外の地域名と共に使われる。

カヴァ

スペインの伝統製法スパークリングワイン。カタルーニャを中心に生産される。

プロセッコ

イタリア北東部のグレーラ種を主体としたスパークリングワイン。軽快でフルーティなものが多い。

フランチャコルタ

イタリア・ロンバルディア州で瓶内二次発酵により造られる高品質スパークリングワイン。

ペット・ナット

発酵途中のワインを瓶詰めして自然な泡を得るスタイル。素朴で軽快なものが多い。

オレンジワイン

白ブドウを果皮と一緒に醸して造るワイン。色が濃く、渋みやお茶のような風味を持つことがある。

ナチュラルワイン

栽培や醸造への介入を抑える考え方のワイン。明確な単一基準はなく、生産者の哲学が大きい。

デザートワイン

食後やデザートと合わせる甘口ワイン。貴腐、遅摘み、酒精強化など製法はさまざま。

貴腐ワイン

貴腐菌の作用で糖分や香味が凝縮したブドウから造る甘口ワイン。ソーテルヌなどが有名。

アイスワイン

凍ったブドウを収穫・圧搾して造る甘口ワイン。高い糖度と酸が特徴。

遅摘み

通常より遅く収穫し、糖度を高めたブドウから造るスタイル。甘口や凝縮感のあるワインになる。

酒精強化ワイン

醸造中または醸造後にブランデーなどを加えたワイン。ポート、シェリー、マデイラなどがある。

ポート

ポルトガルのドウロ地方を中心に造られる酒精強化ワイン。甘口で濃厚なものが多い。

シェリー

スペイン・ヘレス周辺で造られる酒精強化ワイン。辛口から甘口まで幅広い。

マデイラ

ポルトガル領マデイラ島の酒精強化ワイン。加熱熟成による独特の香味を持つ。

ヴァン・ジョーヌ

フランス・ジュラ地方の酸化熟成ワイン。ナッツやスパイスの香りが特徴。

ヌーヴォー

新酒のこと。収穫後まもなくリリースされ、フレッシュな果実味を楽しむ。

リザーヴ

熟成や選別を示す表現。国や地域により法的意味がある場合と、造り手独自の表現の場合がある。

グラン・レゼルバ

スペインなどで、一定以上の熟成期間を満たしたワインに使われる表示。

産地・格付け・表示

ラベルや産地紹介で登場する制度・地域名の基本です。

AOC、GI、AVA、DOCGなど産地と格付け表示を地図風に整理したインフォグラフィック

AOC

フランスの原産地呼称制度。産地、品種、収量、醸造などの規定に基づく。現在はEU制度上AOPと対応する。

AOP

EUの原産地呼称保護制度。特定地域と品質・特徴の結びつきを保護する表示。

IGP

EUの地理的表示保護制度。AOPより広い地域や柔軟な規定で使われることが多い。

PDO

英語でProtected Designation of Origin。EUのAOPに相当する表記。

PGI

英語でProtected Geographical Indication。EUのIGPに相当する表記。

GI

地理的表示。産地名と品質・特徴の結びつきを保護する制度。日本ワインでも使われる。

AVA

米国のAmerican Viticultural Area。地理的特徴を持つブドウ栽培地域を示す制度。

DOCG

イタリアの統制保証原産地呼称。DOCより上位に位置づけられる制度。

DOC

イタリアの統制原産地呼称。地域、品種、製法などに規定がある。

IGT

イタリアの地理的表示。DOC/DOCGより柔軟な規定で、多様なスタイルに使われる。

DO

スペインの原産地呼称。地域ごとの規定に基づいて品質を管理する。

DOCa

スペインで特に高い評価と実績を持つ産地に与えられる上位呼称。リオハなどが知られる。

VdP

ドイツの高品質生産者団体。畑の格付けや辛口ワインの表示で重要な役割を持つ。

グラン・クリュ

特級畑、または最高位の格付けを示す表現。地域によって意味が異なる。

プルミエ・クリュ

一級畑や上位格付けを示す表現。ブルゴーニュなどでよく使われる。

クリュ・ブルジョワ

ボルドー・メドック地区の格付け制度の一つ。シャトー単位で評価される。

ブルゴーニュ

フランス東部の銘醸地。ピノ・ノワールとシャルドネの産地として世界的に有名。

ボルドー

フランス南西部の銘醸地。カベルネ・ソーヴィニヨンやメルロー主体のブレンドで知られる。

シャンパーニュ地方

フランス北部の発泡性ワイン産地。シャンパーニュの名称はこの地域の規定を満たすものに使われる。

ローヌ

フランス南東部の産地。北部はシラー、南部はグルナッシュ主体のブレンドが中心。

ロワール

フランスのロワール川流域の産地。ソーヴィニヨン・ブラン、シュナン・ブラン、カベルネ・フランなどが有名。

アルザス

フランス北東部の産地。リースリングやゲヴュルツトラミネールなど香り高い白ワインで知られる。

トスカーナ

イタリア中部の銘醸地。キャンティ、ブルネッロ、スーパータスカンなどで知られる。

ピエモンテ

イタリア北西部の産地。バローロ、バルバレスコ、バルベーラ、モスカートなどが有名。

リオハ

スペインを代表する銘醸地。テンプラニーリョ主体で、樽熟成を活かしたスタイルが多い。

ナパ・ヴァレー

米国カリフォルニアの代表的産地。カベルネ・ソーヴィニヨンの高級ワインで知られる。

ソノマ

米国カリフォルニアの多様な産地。ピノ・ノワール、シャルドネ、ジンファンデルなど幅広い。

山梨

日本ワインを代表する産地の一つ。甲州やマスカット・ベーリーAなどで知られる。

北海道

冷涼な気候を生かした日本ワイン産地。ピノ・ノワール、ケルナー、ツヴァイゲルトなどが注目される。

長野

標高や昼夜の寒暖差を生かした日本ワイン産地。メルロー、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブランなどが栽培される。

日本ワイン

日本国内で収穫されたブドウのみを使い、日本国内で醸造されたワイン。輸入原料を使う国内製造ワインとは区別される。

国内製造ワイン

日本国内で製造されたワイン。原料に輸入濃縮果汁や輸入ワインを含む場合がある。

保存・サービス・レストラン

飲む前後の扱い方、レストランでの注文、グラス周りの用語です。

抜栓、温度、デキャンタ、ペアリングなど保存とサービス用語を整理したインフォグラフィック

抜栓

ボトルの栓を開けること。コルク、スクリューキャップ、王冠など栓の種類で方法が異なる。

デキャンタージュ

ワインをデキャンタに移すこと。澱を除く目的と、空気に触れさせる目的がある。

カラフェ

ワインを移して提供する容器。デキャンタより日常的なサービスで使われることが多い。

エアレーション

ワインを空気に触れさせて香りや味わいを開かせること。

澱引き

澱をボトル内に残し、上澄みを注ぐこと。熟成ワインで重要。

サービス温度

ワインを飲むときの温度。白は冷やしすぎ、赤は高すぎに注意すると香味が整いやすい。

常温

ワインでいう常温は現代の室温より低めを想定することが多い。赤ワインも少し冷やすと飲みやすい場合がある。

ワイングラス

ワインの香りや味わいを引き出すグラス。形状により香りの立ち方や口当たりが変わる。

ボウル

ワイングラスの膨らんだ部分。香りをため、ワインを回す空間になる。

リム

グラスの縁。薄さや形が口当たりに影響する。

ステム

グラスの脚。手の温度がワインに伝わりにくく、見た目も観察しやすい。

スワリング

グラスを回してワインを空気に触れさせ、香りを立たせる動作。

ペアリング

料理とワインを組み合わせること。味の強さ、酸味、脂、香り、地域性などを合わせる。

マリアージュ

料理とワインが調和し、互いを引き立てる組み合わせ。

アペリティフ

食前酒。食欲を促す軽めのスパークリングや白ワインなどが選ばれる。

ディジェスティフ

食後酒。甘口ワインや酒精強化ワインなどが使われることがある。

グラスワイン

ボトルではなくグラス単位で提供されるワイン。複数種類を試しやすい。

バイザグラス

グラス単位でワインを提供すること。レストランやワインバーでよく使われる。

ハウスワイン

店が日常的に提供する定番ワイン。価格と品質のバランスが重要。

ソムリエ

レストランなどでワイン選び、管理、サービスを担う専門職。

ワインリスト

店で提供するワインの一覧。産地、品種、ヴィンテージ、価格などを確認できる。

コラヴァン

コルクを抜かずにワインを注ぐ保存器具。高級ワインのグラス提供に使われることがある。

バキュバン

ボトル内の空気を抜いて酸化を遅らせる保存器具。開栓後の短期保存に使う。

スクリューキャップ

回して開ける栓。品質が低いという意味ではなく、安定した保存性が評価されている。

コルク

天然コルク樫から作る栓。熟成ワインで伝統的に使われるが、コルク臭のリスクもある。

合成コルク

樹脂などで作られた栓。コルク臭を避けやすいが、長期熟成向きかは製品により異なる。

購入・ラベル・価格

店頭や通販で迷いやすい表示・買い方に関する用語です。

ラベル、輸入者、価格、飲み頃など購入時に見るべき情報を整理したインフォグラフィック

ラベル

ワインの顔となる表示。産地、品種、ヴィンテージ、生産者、容量、アルコール度数などを確認する。

バックラベル

ボトル裏面の表示。輸入者、原材料、酸化防止剤、飲み頃、味わい説明などが記載される。

インポーター

海外ワインを輸入する会社。品質管理や保管状態に関わる重要な存在。

正規輸入

生産者や代理店との正式な流通ルートで輸入されたワイン。保存・流通管理の安心材料になる。

並行輸入

正規代理店以外のルートで輸入されたワイン。価格が魅力になることもあるが、保管状態の確認が大切。

オープン価格

メーカー希望小売価格を定めない価格表示。実際の販売価格は店舗により異なる。

希望小売価格

メーカーや輸入元が目安として示す販売価格。実売価格とは異なる場合がある。

ケース

ワインの箱単位。一般的に12本入りが多いが、6本入りなどもある。

マグナム

通常ボトルの2倍にあたる1,500mlのボトル。熟成がゆっくり進みやすい。

ハーフボトル

通常の半分にあたる375ml前後のボトル。少人数や試飲に使いやすい。

ブショネ

コルク臭が出た状態のワイン。湿った段ボールやカビのように感じる。

飲み頃

ワインの魅力がよく表れる時期。早飲み向きから長期熟成向きまでワインによって異なる。

熟成ポテンシャル

時間をかけて良い変化が期待できる力。酸、タンニン、果実味、構造などが関わる。

プリムール

ワインが瓶詰めされる前に先物として販売される仕組み。ボルドーで有名。

オークション

希少ワインや熟成ワインが取引される場。真贋や保存状態の確認が重要。

セカンドラベル

有名シャトーなどが造る別ブランドのワイン。ファーストより手頃な価格で楽しめることがある。

フラッグシップ

生産者を代表する上位ワイン。畑、選果、熟成などに力を入れることが多い。

デイリーワイン

日常的に楽しめる価格帯・スタイルのワイン。飲みやすさとコストパフォーマンスが重視される。

コスパ

価格に対する満足度。安さだけでなく、品質や用途とのバランスで判断する。

セットワイン

複数本をまとめた販売形態。産地違いや品種違いを比較しやすい。

編集情報

この記事はWine Bazaar編集部が、公開情報・取材情報・商品情報を確認し、読者がワインを選びやすくなることを目的に作成しています。内容は必要に応じて更新します。

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